ご注意を・・・
PC Watchの記事に、 広告ブロッカーが勝手にアフィリエイトを挿入。悪意あるブラウザの拡張機能に要注意 てのがありました。
セキュリティベンダーのImpervaは、Webの「インジェクション広告」をブロックするブラウザプラグイン「AllBlock」が、実際にはブロックではなく"アフィリエイトを挿入"していたことを明らかにしたそうです。
記事によると・・・
OperaとGoogle Chrome向けに配布されていた拡張機能で、同社が2021年8月に定期チェックしていたところ、広告インジェクションスクリプトを配布しているドメインを発見したことがきっかけで検知されたもの。
検索結果にアフィリエイトリンクを含むニュースサイトを表示するスクリプトが組まれていた。また、スクリプトは多数のオブジェクトと変数を接続させることで、悪意あるコードの動作を隠すようにしていた。
だそうです。この手のブラウザの拡張機能にはかなり危険なものも多く、導入する際には最新の注意と調査が必要です。
特に今回のような広告ブロック系の拡張機能は数も多く、似たような名前のものも非常に多いので、インストールする際はお間違えのないように。
個人的には、広告ブロック系の拡張機能は 「uBlock Origin」 だけで十分だと思います。初心者から上級者まで対応できる柔軟性と拡張性、オープンソースである透明性、何よりも軽快でブラウジングを妨げないところが気に入っています。
Chrome ウェブストアには uBlock という非常に似た名前の拡張機能がありますが、元の開発者が開発を継続しているのは「uBlock Origin」ですので、くれぐれもお間違えのないように。
広告ブロックだけでなく、ブラウザの拡張機能を導入する際は、くれぐれもご注意ください。