昨日に引き続きWindows11ネタです。

 

現在、中の人の利用している一番古いCPUがIntelの第6世代 Skylakeなんですが、Windows11へのアップグレードは昨日のエントリーでもお伝えしたとおり、TPM2.0とUEFIへの対応がキモみたいです。いろいろ調べたんですけどTPM2.0は対応しているし、マザーもUEFIなんですけど、マザーのファームを最新にしてみたり、UEFIのTPM2.0の設定を有効化してみたりと可能な限りの設定は試したのですが、ことごとくNGでした。

 

で、MSが公表しているWindows11に対応しているIntel CPUの一覧が以下のURLにあります。

 

Windows 11 Supported Intel Processors

 

上記を確認する限り、最も古いCPUがQ3'17発売のKaby Lake Rなんですよ。それ以前のSkylake、Broadwell、Haswellは全滅でした。

 

どうも発売から5年を経過していないCPUでバッサリ切ってる感じですね。TPM2.0の対応とか関係ないみたい。とにかくMSのCPU対応表に載っていることが最低条件みたいです。

 

ちなみに、AMDとQualcommのWindows11に対応している一覧は以下にございます。

 

Windows 11 Supported AMD Processors

 

Windows 11 Supported Qualcomm Processors

 

ちなみにご利用中のPCのCPUの型番がわからない場合は、「設定」 → 「システム」 → 「詳細情報」で「デバイスの仕様」の中の「プロセッサ」の項に記載されているのがCPUの名前です。そのCPUの名前で調べてみてくださいね。

 

上記対応表に利用しているCPUが掲載されているにも関わらず、「PC 正常性チェック」ツールでアップグレード可能の判定にならない場合は、TPM2.0の設定を確認してみるといいでしょう。

 

TPM2.0の設定は、情報科学屋さんを目指す人のメモ 様の 【Windows 11】TPM2.0を有効にするBIOS設定の変更手順メモ(自作PCでWindows 11のシステム要件を満たすために行った設定変更)  のページに詳しく記載されていました。

 

TPM2.0の設定方法については、UEFIをイジる必要がありますのでUEFIを触ったことがない方は、できれば詳しい方にお手伝いしていただいたほうがいいかもしれません。

 

しかし、思った以上にWindows11へのアップグレードに関しては、ハードルが高い印象です。Windows7や8からWindows10へのアップグレードのときとは比べ物にならないくらい要求が高いですね。

 

Windows11へのアップグレードは無償でできると思ってらっしゃる方がかなり多いような印象を受けますので、MSは提供条件をより分かりやすく詳細にアナウンスする必要があると思います。

 

Windows11へのアップグレードをご検討中の方は、まずは上記のCPU対応をご確認いただくことをお薦めします。