需要はあるのよ・・・

 

ITmediaの記事に、 ドコモ、店頭でTwitterやFacebookアプリの使い方を教えるサービス 1回3300円 てのがありました。

 

NTTドコモは6月9日、TwitterやInstagram、Facebookアプリの使い方を講義形式で教えるサービス「おすすめアプリ講座」を7月1日から始めると発表したそうです。記事によると・・・

 

全国のドコモショップ約1900店で提供する。価格は1回の講義で3300円。対象のアプリはTwitter、Instagram、Facebook(いずれも全2回)に加え、LINE(全3回)、YouTube、天気予報アプリ「ウェザーニューズ」、乗換案内アプリ「ジョルダン」(いずれも全1回)。講座では、アプリの使い方や楽しみ方などを実際に操作しながら教える。ドコモ回線を契約していない人にもサービスを提供する。支払い方法は回線の月額料金への合算か、現地での現金払い。申し込みは専用のWebサイトで受け付ける。

 

だそうです。ドコモがドコモショップでの有料サービスを加速させています。ドコモショップでの有料サービスは今回が初めてではなく、既に2019年から始まっていました。主なサービスは以下のとおりです。

  • 2019年12月 「初期設定サポート」 開始
    サービス内容:OSアカウント、dアカウントの設定、ドコモサービスの初期設定、データ移行
    料金:3,300円/回

     
  • 2020年12月 「アプリ設定サポート」 開始
    サービス内容:ディズニー ツムツム」「メルカリ」「モバイルSuica」「Facebook」「Instagram」「LINE」「Pokemon GO」「Twitter」の設定
    料金:1,650円/1アプリ
そして今回のサービスになるわけですが、今までのサービスは初期設定やアプリの設定だったのに対し、今回のサービスは具体的な使い方を教えるところが異なっています。
 
現在はドコモショップは予約制になっていますが、それ以前は2時間待ちとかザラだったことがよくありました。やはり、上記のようなことを無料で行っていたことが原因の一つとしてあげられるのではないでしょうか?
 
それが2019年から有料で行うことにより、少なくともよくドコモショップを利用する層は、この手のサービスは有料であることを理解し始めたと思います。
 
また、現状ではとても厳しいショップ運営ですが、今回のような有料サービスを増やすことでショップの新たな収益源としての期待もあるでしょう。
 
ただ、Twitterなどを見ていると、そもそも今回のようなサービスを受けたいと思っている人がウェブ予約なんかできるのか?という予約方法に関する懸念もあったようです。
 
いずれにしても、少なくともドコモショップでのサポートは無料ではなく有料になりつつあることが、ユーザーの間で認知が広まることでショップの混雑も多少は緩和されるでしょうし、ショップの運営の一助になればそれはそれでいいことだと思いますので、個人的にはこの取組を応援したいですね。
 
既にドコモショップは契約や故障受付だけでなく、地域でのITサポートの拠点を目指しつつあると思っていて、それを着実に進行させている感じです。今後のサポートにも期待したいところです。