え?出るんだ・・・

 

PC Watchの記事に、 Microsoft、買い切り版「Office 2021」を2021年後半に発売。価格は据え置き てのがありました。

 

米Microsoftは、買い切り型となる個人向けおよび中小企業向け「Office 2021」の発売を予告したそうです。2021年後半の投入を予定しているとのこと。記事によると・・・

 

同社ではオフィススイートやOneDriveの追加ストレージなどを含むサブスクリプション型サービス「Microsoft 365」も展開しているが、「Office 2021」はOffice 2019の後継にあたる買い切り型の製品となる。新機能など製品の詳細については発売日が近づいたら発表するとしているが、価格の変更はなく、サポート期間は5年間となる予定。参考までに「Office Home and Business 2019」の価格は3万8,284円。

 

だそうです。Office2019の後継については本ブログでも去年の9月に マイクロソフトから「Office」の永続ライセンス版を2021年後半にリリースすることが発表 とのエントリーにてご紹介していましたが、今回正式に

MSから発表されました。

 

記事にもある通り、価格の変更はないとのことですが、重大な変更もありました。それがサポート期間の短縮です。記事にもある通り、今回の「Office 2021」のサポート期間は 5年 となっており、今までのOfficeの歴史の中で最も短いサポート期間です。

 

Office2016までは、メインストリームサポート5年、延長サポート5年の計10年のサポートがありました。それが現行のOffice2019ではメインストリーム、延長サポート合わせて7年と3年短縮されています。

 

そして今回それが更に2年短縮されてサポート期間が5年となりましたので、利用する年月から考えるとかなりコストが上がっていることは事実です。

 

ちなみにOffice2016及びOffice2019のサポート期限は両方とも 2025/10/14 なのですが、何故発売日が異なるのにサポート終了期間を全く同じにしたのかと考えたときに、この 2025/10/14 をもってOfficeの永続版の発売を停止して全てサブスクのMicrosoft365へ移行するのだろうと思ったのです。

 

なので、今回の「Office 2021」は販売されないだろうと思ったのですが、なるほどサポート期間をさらに短くしてまで発売してくるのは商売上手ですね。一般の方は、購入時にサポート期間など気にされませんからね。

 

ただ、サポート期間がたった5年となってはいますが、Microsoft365のサブスク料金はおおよそ月額1,300円程度ですから、それよりは確実に安いので「サブスクは嫌だ!必要ない」とお考えの方の選択肢としては有りなのかもしれません。

 

Office2013のサポート終了が再来年 2023/4/11 に来ますが、その際に「Office 2021」を購入するとなると、2年程度しか使えなくなるので、注意が必要です。その際には「Office2023」が出ていることを祈りましょう。

多分もう出ないと思いますけど・・・