chkdskは止めとこう・・・
PC Watchの記事に、 Windows 10のチェックディスクでファイルシステムが破損する不具合 てのがありました。
Windows 10 バージョン20H2にて、チェックディスクを行なったさいにファイルシステムが破損する不具合を独誌Planet 3DNow!が報告しているそうです。記事によると・・・
同誌によれば、管理者権限で実行したコマンドプロンプトから「chkdsk C: /f」コマンドを実行すると、再起動後に「NTFS FILE SYSTEM」エラーとともにブルースクリーンが発生し、正常に起動できなくなる場合があるという。12月度の月例パッチにあたる「Build 19042.685」を適用した環境で発現が確認されている。また、この不具合は仮想環境でも発生することから、特定のハードウェアに起因しないとしている。
だそうです。これはコワイですね。仕事柄ストレージ絡みのトラブルに遭遇することも多いため、chkdskコマンドを利用することもあるのですが、知らずに使うともっと大変なことに・・・
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
記事にもある通り、仮想環境でも発生することから、特定のハードウェアに起因しないとのことなので、Windows 10 バージョン20H2の「Build 19042.685」を適用した環境では、全てのPCで起こりうる可能性があるということになります。
chkdskコマンド自体、普通の方はあまりご利用になる機会もないと思うのですが、本ブログはご同業の方もご覧になってらっしゃる場合もあるようですので、そういった方は一応覚えておかれておいたほうがヨサゲです。
フィードバックHubを通じてMicrosoftに報告が行なわれているとのことなので、MSが対応すると思いますがそれまでは、該当環境での「chkdsk C: /f」コマンドのご利用はお控えになったほうがいいかもしれません。