eSIM+eKYCは良いね・・・

 

ケータイWatchの記事に、 楽天モバイルが転入・転出0円などの「ZERO宣言」発表 てのがありました。

 

楽天モバイルは4日、プレス向け発表会を開催。MNPなどの事務手続き手数料0円などが含まれた「ZERO宣言」を発表したそうです。記事によると・・・

 

同社が展開する「ZERO宣言」では、これまでの利用料金が無料であることに加えて、事務手数料、MNP転出手数料を無料とする。また、SIMカード交換や再発行手数料、MNP転出手数料や契約解除料についても同じく無料となる。

 

だそうです。総務省の移行に沿った形ですが、SIMカード交換や再発行手数料も無料にしちゃうんですね。とにかく全部無料で一人でも多くのユーザーを取り込みたい気持ちはわかります。

 

今回はこの「ZERO宣言」と共にeSIM+eKYCの利用を加速するという発表もありました。記事によると・・・

 

従来のオンライン契約の場合、ショップに行く手間は省けるものの本人確認のために自宅住所へ物理SIMカードの配送などが必要で結果的に契約から実際にサービスの利用開始までには少々のタイムラグが発生した。
そこで楽天モバイルではeKYC利用の「AIかんたん本人確認」により、契約時の本人確認をスマートフォンのアプリ上で完結する仕組みを発表。「my 楽天モバイル」アプリをインストール後、運転免許証と自身の顔を正面、横、まばたきなどのパターンでインカメラで撮影。これによりSIMカードの配送などを待たずとも本人確認が終了する。

 

だそうです。ちなみにeKYCとは、『electronic Know Your Customer』の略だそうです。ネット上やアプリ上だけで本人確認が完結する仕組みのことを指すみたいですね。このeKYCとeSIMを組み合わせることで、従来はSIMの到着を待たなければ開通できなかったものが、即時開通が可能になりますのでかなり便利になることは間違いありません。

 

当然ながらスマホがeSIMに対応している必要があるわけですが、現時点でeSIMに対応しているスマホってiPhone XR以降のiPhoneくらいしか思いつきません。逆にiPhone XR以降のiPhoneユーザーは取り込みやすいとことでしょうか。

 

ただ、同時にeSIM対応の「AQUOS sense4 lite」「OPPO A73」の2機種を発売することも予告されたので、今後の楽天モバイルでの端末は多くの機種がeSIM対応になるのかもしれません。

 

eSIMに関しては、KDDIもeSIM専業のMVNO「KDDI Digital Life」を設立していますし、各社も対応を急ぐと思います。

 

こういった仕組みの導入が加速することで、より便利になることは間違いありませんので、ユーザーとしてはありがたいですね。