Zoomを猛追・・・
PC Watchの記事に、 Microsoft Teamsにゲーム配信のようなプレゼン機能やウェビナー機能追加 てのがありました。
米Microsoftは、同社のビジネス向けサービスや製品を紹介するイベント「Ignite 2020」に先立って、22日(現地時間)に報道発表を行い、Microsoft Teamsの新機能を発表したそうです。記事によると・・・
Microsoft Teamsに関しては数多くの拡張が発表された。まず、新しく「カスタムレイアウト」が導入。これにより、PowerPointのスライドの見え方や、プレゼンター自身の動画をゲーム配信のように入れ込む機能が用意されており、より自然なかたちでプレゼンテーションすることが可能になる。
だそうです。詳細は記事に譲りますが、この他の機能として発表されたのは以下の機能です。
- 「Togetherモード」への新しいシーンの追加
- 「ブレイクアウトルーム」の追加
- 「ミーティング・リキャップ」の追加
- Teamsのミーティングに参加できる人数の増加
以上のように、かなり多くの機能が追加されましたが、目新しいものは、「カスタムレイアウト」と「ブレイクアウトルーム」と「ミーティング・リキャップ」でしょうか。
「カスタムレイアウト」はPowerPointのスライドの見え方や、プレゼンター自身の動画をゲーム配信のように入れ込む機能ですが、この機能は既にZoomで「バーチャル背景としてのスライド」という機能で実装されていた機能です。
「ブレイクアウトルーム」は大規模なミーティングの後に、少人数のミーティングに分離して開催可能になる機能ですが、この機能もZoomのブレイクアウトルームとして実装されていました。
「ミーティング・リキャップ」は、いわゆる録画機能ですが、この機能も古くからZoomで利用可能なものでした。
今回の機能追加は言ってみれば全てZoomの後追いの機能なのですが、どの機能も非常に便利な機能なので利用者にとって見れば後追いでも全く問題ないものです。
このように現状では、機能面ではどうしてもZoomが先行していますが、そのぶん、セキュリティという面ではZoomよりもMicrosoft Teamsが勝っている面もあります。Teamsはどちらかというと法人需要が多く、今後もその傾向は変わらないでしょう。
むしろ今後は、個人や教育機関などはZoom、法人や行政、自治体などはMicrosoft Teamsと棲み分けが進んでいくような気がします。
Microsoft Teamsをご利用の方は、この機会に上記の新機能をご利用になってみてはいかがでしょうか?