据え置き型ノートPCにオススメ!・・・

 

PC Watchの記事に、 ユニットコム、デスクトップCPU+GeForce MX350搭載のエントリーノート てのがありました。

 

株式会社ユニットコムは、デスクトップCPUとGeForce MX350を搭載したノートパソコン3機種をパソコン工房のiiyama PCブランドで発売したそうです。記事によると・・・

 

「STYLE-15FXM35-i3-MNES」は、CPUにCore i3-10110、メモリ8GB、240GB SSD、1,920×1,080ドット表示対応15.6型非光沢液晶ディスプレイを搭載し、価格は87,978円。
「SOLUTION-15FXM35-i5-MNES」は、上記からCPUをCore i5-10400、ストレージを480GB SSDにに強化し、価格は98,978円。
「SENSE-15FXM35-i7-MNEX」は、CPUにCore i7-10700、メモリに16GB、ストレージに500GB NVMe SSDを搭載し、価格は124,278円。

 

だそうです。普通の方からすると、一見なんの変哲もないノートPCに見えるかもしれませんが、デスクトップCPU搭載というところがこのPCのポイントです。

 

IntelやAMDのCPUには大きく分けてデスクトップPC向けノートPC向けの2種類のラインナップが存在します。何故デスクトップ向けとノートPC向けを分けなければならないかというと、デスクトップPCはコンセントからの給電で安定した電力供給が可能ですが、ノートPCはバッテリーでの給電の場合も考慮しなければならないからです。

 

ノートPC向けのCPUは、デスクトップ向けのように電力を気にすることなく利用できるわけではなく、バッテリー使用時に、いかにバッテリーでの使用時間を伸ばすかを考えなくてはなりません。ですから、ノートPC用のCPUは省電力が求められるので、デスクトップ用CPUに比べてCPUのスペックが低くなりがちなのです。

 

通常、ノートPCには前述のノートPC向けのCPUが搭載されるわけですが、今回のPCにはあえてデスクトップ向けのCPUが搭載されています。そのため、CPUの性能がノートPC向けのCPUに比べると格段の違いがあるわけです。

 

具体的に言いますと、最新のIntelの第10世代Core i3の場合、ノートPC用のCPUは2コア4スレなのですが、デスクトップPC用のCPUは4コア8スレとコア数だけでいえば倍の性能となっているのです。今回搭載されている i3-10110も4コア8スレです。プロセッサー ベース動作周波数も3.60GHzとノートPC用のCPUと比べると1.5GHzも動作周波数が高くなっています。

 

逆に、今回のノートPCのバッテリー使用時間は約5.3時間と、最近のノートPCとしては圧倒的に短くなっているんです。これはデスクトップ用のCPUを使っているので、省電力ではないためバッテリー使用時間が短くなってしまうんですね。

 

性能が高くてお値段もお手頃なPCとなっていますので、あまり持ち歩くことなく据え置き型でご利用のノートPCなどとしては、ホントにオススメです。

 

主に据え置き型でご利用のノートPCをお探しの方は、ぜひご検討になってみてはいかがでしょうか?