ご確認を・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 「Office 2010」「Exchange Server 2010」延長サポート終了まで約1カ月 てのがありました。

 

2020年10月13日(米国時間)に、米Microsoftが提供する「Office 2010」および「Exchange Server 2010」延長サポートが終了するそうです。一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、対象製品の利用者はアップグレードの検討を行うよう注意喚起をしているとのこと。記事によると・・・

 

延長サポートの終了後は、Microsoftからバグ修正、セキュリティの修正プログラムなど、無償/有償を問わず全てのサポートが提供されなくなる。
セキュリティ更新プログラムが提供されないと、新たに脆弱性が発見されても修正されずに放置された状態となるため脆弱性が悪用され、その結果、マルウェアへの感染や未知のウイルスによる被害、フィッシング詐欺やなりすましの被害、個人情報の漏えいなどにつながる恐れがある。

 

だそうです。Office2010は2010年6月に発売されたOfficeですが、前年の2009年にWindows7が発売され、WindowsXPからの移行がかなり進んだ時期でした。ですので、多くのOffice2010がWindows7に搭載されて出荷されたものが多かったと思います。

 

御存知の通り、Windows7は本年2020 年 1 月 14 日にサポートが終了していますが、マイクロソフトがWindows10への無料移行期間を設けたことで、企業ユーザーも含めWindows7から無料でWindows10へ移行されたユーザーもかなり多いでしょう。

 

OSのサポート終了はマスコミでも大々的に取り上げられるので、移行しなければならないことは周知されているはずなのですが、Officeとなるとそうでもありません。

 

特に今回は前述の通り、Windows7からWindows10へ無料で移行された方も多く、Windows7時代から継続してOffice2010を利用されている方もそれなりに多いことが予想されます。

 

もちろん、Windows7搭載のPCをリプレイスされた方は、そのときに同時にOfficeも入れ替えている可能性が高いのでいいのですが、Windows7から無料でWindows10に移行された方は、現在ご利用のOfficeをぜひご確認になってみてください。

 

ご利用中のMS Officeの確認方法は以下のとおりです。

  1. リボンから「ファイル」タブをクリックします。
  2. 画面左側から「アカウント」をクリックします。
  3. 画面右側の「Excelのバージョン情報」をクリックします。
  4. (Office製品名)のバージョン情報」画面が表示されます。

製品名に「Microsoft Office 2010」と書いてあったらサポート終了対象です。現行のOffice2019やMicrosoft365などのサブスクリプションへの移行をご検討ください。