全国でも導入を・・・
ITmediaの記事に、 スマホで映像「119番」9日から23区で試験導入 東京消防庁 てのがありました。
東京消防庁は9日から、119番通報者にスマートフォンでけが人や病人を撮影して映像を送信してもらう新システム「Live119」を試験導入するそうです。記事によると・・・
Live119は、通報者のスマホに送信されたURLにアクセスするとビデオ通話に切り替わり、負傷者や現場の映像を伝送できるシステムで、神戸市消防局などですでに本格運用されている。東京消防庁の試験導入では東京23区内での通報を対象とし、指令管制員が応急手当てが必要と判断した場合に、通報者の同意を得てシステムを活用する。
だそうです。スマホの普及により、事故や災害時の映像が誰でも撮れるようになり、多くの映像がYoutubeなどにアップされていますが、それをリアルタイムで活かしてもらうシステムですね。
これは通報する側にも救助される側にも両方にとって良いシステムだと思いますね。救助される側はもちろんのこと、通報する側もできる限りのことができると思いますし、それで救命できればそれに越したことはないわけですから。
記事にもある通り、訓練では心臓マッサージの状況を映像で送ってもらい、指令管制員がアドバイスを送るなどより実践的な運用が期待されます。
救命以外にも火事などの現場映像を送ることにより、消防車や救急車の必要台数の把握や人員の配置などにも役立ちそうですよね。
神戸市消防局などですでに本格運用されているとのことなので、今後このようなシステムが全国的に利用されるようになることを願っていますし、もし、万が一自分がそういった場面に出くわした際にも、積極的にシステムを利用していこうと思います。