消えた写真は・・・

 

GIGAZINEの記事に、 iOS版Lightroomの最新版ですべての写真が消えてしまうバグが発生 てのがありました。

 

Adobeの写真編集ソフトウェアである「Adobe Photoshop Lightroom」のiOS版アプリで最新アップデートを適用したところ、同アプリのプリセットおよび写真がすべて削除されてしまうというバグが発生しているそうです。記事によると・・・

 

2020年8月18日頃から、海外掲示板サイトのRedditなどで「iOS版Lightroomの最新アップデートを適用したところ、アプリに保存されていた写真データが削除されてしまった」という報告が相次いでいます。あるRedditユーザーは、「私は過去2日間に4時間以上カスタマーサービスと話し合っており、1分前の時点でまだ問題は修正されていません。失われた写真は修復不可能であるとカスタマーサービスには言われました」と記し、iOS版Lightroomで編集した2年以上分の写真が消えたと報告しています。

 

だそうです。このバグはちょっと怖いですね。撮影現場などでiOS版Lightroomを使っている方はかなり多いと思いますし、その写真が全て消えてしまったとしたら・・・

 

記事にもある通り、Adobe側がiPhoneおよびiPadでLightroom for mobileのバージョン5.4.0にアップデートしたユーザーは、クラウドに同期されなかった写真およびプリセットが削除されてしまう可能性があることを認めています。更には、アップデートで削除された写真やプリセットについては復元できないことも認めていますので、どうしようもないみたいです。

 

なお、写真やプリセットが削除されてしまうバグの影響を受けるのはサブスクリプションなしでiOS版Lightroomを使用しているユーザーのみだそうで、Android版やmacOS版、Windows版、Lightroom Classicではバグの影響を受けないとのことですので、他のOSでLightroomをご利用の方はご安心を。

 

こういったことがあることも含めて、やはり日頃のバックアップは重要です。消えて困るデータはこまめにバックアップを取っておきたいものです。