ご確認を・・・
窓の杜の記事に、 2020年5月以降のWindows 10パッチに問題、“LSASS”のクラッシュでOSが再起動 てのがありました。
米Microsoftは同社のサポートページで、2020年5月以降の月例パッチを適用したWindows 10環境で新たな問題が発生していることを明らかにしたそうです。記事によると・・・
一部のデバイスで“Local Security Authority Subsystem Service”(LSASS)の実行ファイル(lsass.exe)が以下のエラーメッセージを表示して失敗する現象が確認されているという。
“LSASS”はユーザー認証やアクセス権限といったシステムのセキュリティを司る重要なWindowsサービスで、クラッシュするとOSの実行が継続できなくなり、再起動を余儀なくされる。
だそうです。この不具合が影響するOSは、「Windows 10 バージョン 1809」「Windows Server 2019」以降ということで、影響が広範囲に渡りますので上記のような不具合が出ている場合は、パッチリリースをお待ち下さい。
このところ、WindowsUpdate絡みの不具合が多発しているようで、先々週本ブログにて Windows 10 1903以降で再起動後にUSBプリンタが使えなくなる不具合があるそうです とのエントリーでご紹介した不具合がありましたが、たまたま本日お伺いさせていただいたお客様で同様の不具合が出ていました。
上記のプリンタの不具合については、既にMSからパッチが出ていましたので、その場でWindowsUpdateでパッチを適用することで無事プリンタを利用できるようになりましたが、普通の方はプリンタそのものの物理的故障を疑ってしまうこともありますので、OSの不具合は罪深いですね。
Windows10をご利用で上記のような不具合がある方は、現時点で対応策がないようですので、パッチのリリースを頂ますようお願い申し上げます。