とりあえずこれで・・・
ITmediaの記事に、 LINE、ビデオ通話でスマホ画面シェア機能 グループ通話中にYouTube同時視聴も?【追記あり】 てのがありました。
LINEはこのほど、コミュニケーションアプリ「LINE」(iOS/Android)に、ビデオ通話でスマートフォンの画面を共有できる機能を追加したそうです。記事によると・・・
バージョン10.6.5(iOS)、バージョン10.5.2(Android)で追加した新機能。ビデオ通話中に、スマホの画面に表示されている内容をそのまま相手に見せられる。例えば、マルチタスクで他のアプリに切り替えて、会議の資料や遊んでいるゲームのプレイ画面を共有したり、使い方の分からないアプリ画面を見せながら操作方法を教えてもらうといった用途に使える。
だそうです。新型コロナウイルスの影響で全国的にテレワークを行う流れが定着しつつあります。ただ、弊社の顧客様である中小企業様の場合、会社から一人一台のパソコンが割り当てられていない場合もまだあって、そういった場合にテレワークをどうするかというと、自前のスマホで行ってしまう場合が結構あります。
いわゆるBYODですが、当然ながらBYODの規定など整備されていない状態での利用となっていることが多く、それが常態化してしまっている企業様も多数あるのが現状です。
で、そういった勝手BYODでのテレワークのツールとして多く用いられているのが「LINE」なんですよね。日本での圧倒的シェアを背景に勝手BYODでのテレワークツールとしてもかなり利用されています。本ブログでも Zoom や Meet Now などのウェブ会議ツールをご紹介していましたが、結局一番普及率の高いLINEが中小企業では一番使われていると思います。
今回、ウェブ会議で一番利用率の高い共有機能が実装されたことで、新たなウェブ会議ツールを利用するよりも「LINEでいいんじゃね?」という流れが加速しそうな気がします。
LINEさんはビジネス用の「LINE WORKS」もラインナップとしてあるはずですが、既存のLINEをテレワークツールに転用しようとでもしてるんですかね。正直、「LINE WORKS」が絶好調と言うわけでもないと思うので、今回の機能実装を見てもそういう流れにしたいのかもしれません。
ただ、勝手BYODによるLINEの利用によって、いろいろな問題が出ていることも把握している中の人としては、やはりビジネスとプライベートはキッチリ分けたほうが良いと思いますよ。分けているつもりでも、どうしても「誤爆」は起こるものですしね。
Googleが「Google Meet」を一般向けに無料で利用できるようしたりと、良いシステムが利用しやすくなってきていますので、現在LINEを勝手BYODでご利用中の方も、この機会に他のシステムへの乗り換えをご見当になってみてはいかがでしょうか?