eSIMはこれから・・・

 

ケータイWatchの記事に、 IIJ、iPhone 11やPixel 4で使える1GB300円~のeSIMサービス「データプランゼロ」 てのがありました。

 

IIJは、個人向けのデータ通信サービス「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を3月19日10時より提供するそうです。記事によると・・・

 

データ通信専用で、音声通話やSMSは利用できない。チャージしたデータ容量を使い切ると、自動的に追加されず手動で手続きする必要がある。音声通話は大手キャリア、データ通信はeSIMといった使い方が想定されており、たとえば月末に普段の回線の容量を使い切った後に使う、といったこともできる。

 

だそうです。eSIMはまだまだ日本国内では利用されている方は少ないと思いますが、iPhone 11Pixel 4などのeSIM対応端末も増えてきていますので、今後利用する方も増えていくかもしれません。

 

記事中にもある通り、使い方としては音声通話は大手キャリア、データ通信はeSIMという方法が考えられますが、この場合、端末がDSDSDSDVに対応している必要があります。iPhone 11やPixel 4はもちろんDSDVに対応しています。

 

最近、話題の楽天モバイルも自社端末の「Rakuten Mini」向けにeSIMを発行していますが、この楽天モバイルのeSIMは物理SIMで契約している場合でも、eSIMへの変更が可能だそうです。なので、iPhone 11やPixel 4で楽天モバイルの使い放題を利用することも可能なわけです。

 

もちろんDSDVですから、物理SIMをもう一枚安めのMVNOで用意しておけば楽天モバイルの使い放題と、MVNOの安定した通信環境が同時に手に入りますので結構おすすめです。

 

ここで注意しなければならないのは、DSDSやDSDVはあくまでも同時”待受”が可能なのであって、同時”利用”が可能であるということではないということです。通話しながらもう一枚のSIMで通信し続けることはできないのですね。つまりどちらかの排他利用ということになります。

 

これを解決するにはDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)対応端末を利用することです。ただ、このDSDA端末は非常に少なく、中の人が知っている限り日本で容易に手に入る端末だと「HUAWEI P30」くらいしかありません。ただ、「HUAWEI P30」はeSIM対応ではないのですが・・・

 

iPhone 11やPixel 4をご利用中の方は、今回のIIJmio eSIMサービスや楽天モバイルのeSIMをご利用になり、より安く便利にご利用になるような使い方などをお考えになってみてはいかがでしょうか?