気をつけて・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 これは危険、Macをハッキングできる改造Lightningケーブルの予約受付が海外でスタート てのがありました。

 

アクセスポイント機能内蔵でMacを外部からハッキング可能な改造Lightningケーブルの本格的な生産が始まり、購入予約の受付もスタートしたそうです。記事によると・・・

 

これは8月のハッカー向けイベント「DEFCON」向けに個人が制作した「O.MG Cable」で、当初は同イベントでいわゆるホワイトハッカー向けにのみ販売していた品だが、好評のためか、その後さらなる増産を決定し、このたびハッカー向けの通販サイト「Hak5」で予約受付が開始された。外見は純正のLightningケーブルそっくりのこのケーブル、対面での販売ならばまだしも、通販サイトを介して世界中に販売ともなれば、悪用される懸念は格段に大きくなる。今回の市販モデルでは、ハッキング行為に利用したあと完全に無害化して痕跡を消す機能も内蔵しているようで、今後は未知のLightningケーブルを使う場合、MFi認証の取得チェックなど、より厳重な確認が求められることになりそうだ。

 

だそうです。見た目は普通のLightningケーブルですが、これをMacに接続すると外部からハッキングが可能になってしまうという恐ろしいケーブルです。既に注文用ページも用意されていて、価格はたった100ドルです。こんなものが市販されてしまっている現状を認識しておくべきでしょう。

 

以前の本ブログで USBメモリが落ちていたらあなたは拾いますか?拾って中身を確認しますか? とのエントリーで拾ったUSBメモリを約48%の人がPCに接続してしまったことをお伝えしましたが、このLightningケーブルがもし自分の会社の中に落ちていた場合、使ってしまう可能性がゼロと言い切れるでしょうか?

 

前述のUSBメモリにしても、USB Killer と呼ばれているポートに挿すだけでPCを破壊してしまうUSBメモリのようなものも市販されている現状を鑑みるに、出どころのしれないUSBメモリやケーブルに関しては使わないほうが懸命です。

 

皆様も落ちているUSBメモリやケーブルなどにはくれぐれもご注意ください。