いよいよ一般顧客向け配送が開始に・・・
ITmediaの記事に、 Alphabet傘下のWing、米国初の商用ドローン配送を開始 てのがありました。
米Alphabet傘下でGoogle系列のドローン企業Wingは10月18日(現地時間)、商用ドローン配送サービスを米バージニア州の町、クリスチャンズバーグで開始したと発表したそうです。記事によると・・・
Wingは4月、米運輸省連邦航空局(FAA)からAir Carrier Certification(航空運送業者としての認可)を取得した。このライセンスでは、複数のパイロット(リモートコントロールする操縦者)が複数のドローンを使って一般顧客向けに商業配送を行うことを許可するものだ。
Wingはクリスチャンバーグで、輸送サービスのFedEx Express、薬局チェーン大手Walgreens、地元の小売業者Sugar Magnoliaの荷物をドローンで配送する。ユーザーは、FedExの定期配送をドローンで受け取る選択が可能で、WalgreensとSugar Magnoliaの荷物は、ユーザーが注文してから数分後に配達されるという。
だそうです。ドローンによる配送については本ブログでも度々取り上げてきました。
楽天やAmazonは実証実験レベルのもので、一般向け商用利用という点では、今回の「Wing」以外はサービスインできていないのが現状です。上記にもある通り、既に「Wing」はオーストラリアでは商用サービスを開始しており、アメリカは「Wing」の商用サービス開始の3番めの国になります。ただ、やはりアメリカでの商用サービス開始は大きいものがありますよね。
クリスチャンバーグがどんなところかはGoogleマップで調べていただければいいのですが、中の人がGoogleマップで見たところ、ここだったらドローンの配送にも問題なさそうな土地柄ではありました。少なくとも東京の都心の密集地のような場所ではなく、家屋と家屋の間にかなりのスペースがあるところですね。
それでも、一般向けのドローン配送がアメリカで開始されたことの意義は大きいと思いますし、今後も提供地域も増えていくことと思います。
日本でのドローン配送が開始されるのは果たしていつになるやら・・・