重要ファイルの保護に・・・

 

GIGAZINEの記事に、 無料で暗号化仮想ドライブを作成できるフリーソフト「VeraCrypt」 てのがありました。

 

暗号化仮想ドライブを作成できるフリーソフト「VeraCrypt」を使用すれば、簡単かつ無料で他人から見つかりにくい暗号化ドライブを作成することができるそうです。

 

利用方法等の詳細は記事に譲りますが、Windows10でも「BitLocker」という暗号化機能が付いていて無料で利用することが可能ですが、「BitLocker」が利用可能なのはWindows10 Pro以上のSKUのみで一般的に利用されているWindows10 Homeでは利用できないんです。

 

なので、Windows10をご利用の方で暗号化ドライブを作成したい場合には、今回のようなソフトを利用する必要があります。

 

今回の「VeraCrypt」は「BitLocker」には無い機能もあって、フリーソフトといえども通常利用では十分な内容になっています。ドライブの暗号化のみではなく、ファイルコンテナでの仮想暗号化ディスク作成や、隠しボリュームの作成などは「BitLocker」には無い機能です。

 

よく会社のファイルなどをフォルダにパスワードを掛けるなどして制限されているところもありますが、この場合、ファイル自体を暗号化しているわけではないので、ファイルの中身を見られてしまう可能性があります。

そういった場合には、やはりファイル自体に暗号化を施しておくことが有効です。

 

ボリューム単位で暗号化を施しておくことで、ストレージなどを単体で抜き取られてしまった場合にも、他のPCに接続されて内容を見られることを防止できます。

 

会社の機密書類などの管理には、ボリュームやドライブ単位での暗号化が非常に有効ですので、暗号化ドライブを作成されたことのない方などは、この機会にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?