まいど!今週のヨサゲなものは2つ!

 

Microsoft、“OneDrive”の金庫フォルダー“Personal Vault”を全ユーザーに解放

 

米Microsoftは、オンラインストレージ“OneDrive”の“Personal Vault”機能をリリースしたそうです。記事によると・・・

 

“Personal Vault”は、“OneDrive”内へ特別に設けられた“金庫”フォルダー。ここに保存されたファイルは、PINやSMS経由で送られてくる一時コード、デバイスを顔認証や指紋認証など、追加の認証手順(2段階認証)を踏まないとアクセスできない。さらに一定時間操作がなければ自動でファイルをロックする機構を備えるほか、Windows 10 PCであればドライブ暗号化機能“BitLocker”で保護されるため、万が一デバイスの盗難や紛失に遭い“OneDrive”へアクセスされてしまっても、侵入者がファイルの内容を覗くのはかなり難しくなる。

 

だそうです。中の人も利用しているOneDriveを確認しましたが、たしかに“Personal Vault”を利用できるようになっていました。記事にもある通り、かなりセキュリティがしっかりしていますので特別なファイルを置く場所としてはヨサゲですね。

 

ただ、セキュリティ上はしょうがないのかもしれませんが、共有機能が利用できないことや“OneDrive”の無料プランやスタンドアロンの100GBプランを利用している場合、“Personal Vault”に保存可能なファイルは最大3つまでとなることなどは注意が必要です。3つのファイルしか置けないとなると、正直あまり利用価値を見いだせませんが、それでも免許証のコピーや健康保険証のコピー、パスポートのコピーなどを保存するにはいいかもしれませんね。

 

それと記事中に、Windows 10 PCであればドライブ暗号化機能“BitLocker”で保護されるとの記述がありましたが、そのためには Windows 10バージョン1903(May 2019 Update)以降が必要です。最新のMay 2019 Updateを適用していないと“BitLocker”は利用できませんのでご注意ください。

 

クラウドに重要ファイルをアップしたいけど、セキュリティが心配という方はこの機会にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?

 

・ プライベートなデータ保存に役立つ暗号化HDDケースが玄人志向から

 

プライベートなデータの保存に役立つ暗号化機能付きの外付けHDDケースが玄人志向から登場、「GW2.5-FEU3」が発売されたそうです。記事によると・・・

 

これは、2.5インチSATA HDDまたはSSDを1台内蔵できるUSB 3.2 Gen1接続の外付けケース。上部に指紋センサーを備えており、専用アプリから指紋を登録することで、ロック解除できるユーザーだけがデータを扱えるようになる。また、データには自動的にハードウェアによるAES256bitの暗号化が施されるため、ケースからストレージを取り出して別のPCにつないでも、内部データは読み出すことができないという。なお、暗号化せずに使用することはできない点には注意が必要。

 

だそうです。2.5インチSATA SSDは非常に安価になってきていますので、ご利用の方も多いのではないでしょうか?小型軽量なので持ち運びも楽ですし、読み書きが速いので外付けドライブとしてご利用の方もいらっしゃるかもしれません。

 

そういった場合に、どうしても盗難や紛失の可能性も出てきてしまいます。会社のデータが入っている場合などは、情報漏えいの可能性もあるためやはりセキュリティ対策は必須でしょう。

 

今回のものは、自動的にハードウェアによるAES256bitの暗号化が施されるため、ケースからストレージを取り出して別のPCにつないでも、内部データは読み出すことができないようになっているので、その点では安心です。

 

指紋認証も備えているので、セキュリティ上も安全ですし、ロック解除もワンタッチで行えるので利便性も高いです。

 

2.5インチSATA SSDを外付でご利用の方は、ぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?

 

では、また来週!