始動?・・・

 

ケータイWatchの記事に、第4のキャリア「楽天モバイル」が10月1日始動、本誌記事まとめ てのがありました。

 

楽天モバイルは9月6日、10月から始まる携帯キャリア事業についての記者発表会を開催したそうです。記事によると・・・

 

10月1日時点では、特定地域のユーザーを対象にした5000人限定の「無料サポータープログラム」という形でMNOサービスの提供を開始するスモールスタートとなる。本サービス開始時の料金プランについては後日案内される。今回の発表会では、MNOとして発売する端末の第1弾となるスマートフォン7機種、モバイルWi-Fiルーター2機種を発表。また、今後発売されるeSIM採用の独自端末「Rakuten Mini」も披露された。

 

だそうです。詳しい内容などは記事に譲りますが、おおよそ誰もが思っていたMNOサービスの料金体系が発表されないという逆サプライズが目に付きましたね。

 

総務省から基地局の整備についての指導があったばかりですが、やはり基地局の整備は遅れていることは否めないようです。とにかく、都心などはアンテナを置ける場所が無いんですよね。当然ながら既存3キャリアでほぼ埋め尽くされているような状況の中を新たに置ける場所を確保するのは簡単なことではなかったようです。

 

ましてや楽天に割り当てられているのは、1.7GHz帯のみで既存3キャリアとまともに戦えるような状態ではありません。そこへ基地局の整備の遅れですから、まともサービスインできるわけ無いですよね。なので、5000人限定の「無料サポータープログラム」という形でお茶を濁してサービスインを実質的に遅らせる施策をとったというところが妥当な見方ではないでしょうか?

 

料金体系の発表がありませんでしたが、楽天もバカではないので今日の発表会で料金体系に関するものがなければ叩かれるのは目に見えていたはず。それでも発表しなかった、いや出来なかったのは同日にソフトバンクが月額980円の新料金プランを発表したからかもしれません。

 

本来は料金体系を発表するはずだったかもしれませんが、楽天の発表会当日にソフトバンクが新料金体系の発表をぶつけてきたのものだから、出すに出せなかったのかも・・・

 

まぁ、あくまでも推測に過ぎませんが、サービスインまで1ヶ月を切った時点で料金体系の発表がない事自体が異常だと思いますので、色々穿った見方をされても仕方ないですよね。

 

まぁそれでも久々の第4のキャリアの誕生ですから、そこは大目に見て長い目で見てみたいと個人的には思っています。三木谷さんも本当の勝負は「5G」からだと思っているでしょうし、それに向けての準備段階でしょうから、外野がワイワイ騒いでもしょうがないですしね。

 

今後の楽天モバイルの展開に期待したいところです。