「売れる」と変わることもある・・・

 

ITmediaの記事に、 ダウンロード数1億超の人気アプリが悪質化、「CamScanner」に注意 てのがありました。

 

1億回以上もダウンロードされていたアプリ「CamScanner」が、アップデートによってマルウェアを呼び込む不正アプリに転じてしまったそうです。記事によると・・・

 

2019年8月27日に公開されたKasperskyのブログによると、問題のアプリ「CamScanner」は、OCR機能を搭載したPDF作成ツール。最初のうちは悪意のない正規のアプリだったが、レビューを通じてユーザーから不審な挙動が報告されるようになった。そこで、Kasperskyが最近のバージョンを調べたところ、広告ライブラリに仕込まれた不正なモジュールを発見した。

このモジュール「Trojan-Dropper.AndroidOS.Necro.n」は、別のマルウェアを呼び込む機能を持つ。アプリ経由でユーザーの望まない広告を表示させる、ユーザーを有料サービスに加入させるといった悪用が可能で、中国のスマートフォンにプリインストールされている一部のアプリからも見つかっているという。

 

だそうです。この「CamScanner」ですが、中の人も昔インストールして使っていたことがありました。「Adobe Scan」や「Microsoft Office Lens」と同じように、OCR機能を搭載したPDF作成ツールなのですが、前述のアプリなどとの比較をしたくて使ってました。

その後、使わなくなったのでスマホからはアンインストールしてましたけど、アンインストールしておいてよかったですね。

 

記事には、既にGoogle PlayからCamScannerは削除されているとのことでしたが、現在確認してみたところ、復活しているようです。どうも有料版は修正されたみたいです。

 

ただ、こんな事があったアプリをインストールする気にはならないですね。他に前述の。「Adobe Scan」や「Microsoft Office Lens」のように誰もが知っている会社の同等品がありますので・・・

 

問題のないアプリでもこのようにある日突然「牙を向く」こともありますので、やはりセキュリティアプリは必須といったところでしょうか。みなさまもアプリの挙動には十分にご注意ください。