こんなもん?・・・
INTERNET Watchの記事に、 国内147件のIoT機器が安易なID・パスワード設定でログイン可能な状態に、国によるIoT機器調査「NOTICE」実施状況 てのがありました。
サイバー攻撃に悪用される恐れのあるIoT機器を調査するプロジェクト「NOTICE(National Operation Towards IoT Clean Environment)」が実施されていますが、同取り組みの実施状況について、総務省とNICTが6月28日に情報を公開したそうです。記事によると・・・
調査対象となったIPアドレスの中で、ログインが要求される状態など、ID・パスワードが入力可能だったものは約3万1000~約4万2000件に上った。このうち、ログイン可能なもので注意喚起の対象となったのは延べ147件だった。
だそうです。この「NOTICE」実施については、本ブログでも 国によるIoT機器”侵入”調査、その名も「NOTICE」サイト公開 とのエントリーで取り上げていました。
「NICT法」をわざわざ改正して違法性を阻却してまで行っている本取り組みですが、果たしてこの成果はどうなのでしょう?
33社のISPが参加し、これまでに調査した約9000万のIPアドレスのうち、ログイン可能なもので注意喚起の対象となったのは延べ147件ですから、少なくとも多くはないですよね。実際に総務省も少ないことは認めているようで、想像以上に結果は悪くなかったということなのでしょうか・・・
この取組はまだ終わったわけではないので、続くようですがここまでする意味はあったのかどうか・・・