今日はNECさんの最新モバイルPC「LAVIE Pro Mobile」のイベントにお邪魔してきました。

 

冒頭から「世界最軽量やめました」という「メーカーとしてどうなのよ」というスライドが爆笑を呼んだところで、今まで最軽量戦争を続けていく中で、メーカーとして失ってしまったものを取り戻すのが今回の開発の出発点だったようです。

 

NECさんのLAVIE Zが正解最軽量のPCとしてデビューして既に7年になるそうですが、それまでに最軽量を目指すがゆえに、デザインやバッテリー駆動時間など犠牲にしてきたものがあったようです。

軽いというのはもちろんモバイルPCにとって正義なのですが、「それだけでいいのか?それがユーザーが求めているのか?」という基本に立ち返ったということみたいですね。

 

なので、今回のPCの特徴を一言で表すならば、

 

この軽さとバッテリーの持ちで、「デザイン&堅牢性」がある

 

ということだそうです。

本体重量は 837g と以前のLavie Hybrido ZEROに比べるとたしかに多少重くなっていますが、そのぶん、バッテリー駆動時間が 20時間 と飛躍的に伸びています。これはモバイラーにとってはありがたいことですよね。正直、重量が数十グラム軽いことと、バッテリー駆動時間が伸びることのどちらを取るかと言ったら、中の人は間違いなくバッテリー駆動時間を取ります。

 

また、天板にこれまで利用していなかったカーボンを用いることで、更なる軽量化と堅牢性を実現しているそうです。

 

 

個人的に気に入ったのは、キーボードでした。中の人は正直なところ、ノートPCのアイソレーションキーボードが苦手です。いつも、デスクトップPCで東プレさんのREALFORCEを利用しているので、そのタッチに慣れてしまっていて、特にアイソレーションキーボードの「返り」が気に入らないんです。

 

 

ただ、今回のキーボードは、その気に入らないキーボードの中でもかなりマシ(NECさんすいません)です。タッチが素直で返りもよく、なによりウルサクないのです。これはノートPCのキーボードとしてはかなりよく出来ていると思いますよ。

 

今回のイベントを通して思ったのは、今回の「LAVIE Pro Mobile」はスペックに現れない部分も、非常に良く出来ているということ。キーボードのタッチもそうなのですが、スピーカーの部分で新たに「ミーティング機能」というものを搭載していたりするのですが、これも実際に聞いてもらわないとわからない部分です。

 

最軽量を目指すがゆえに忘れてしまったものを取り戻すことは十分にできていると思います。PCはやはりトータルバランスが重要だと思うので、今回の「LAVIE Pro Mobile」は確実にユーザーに受け入れられると思いますよ。

 

ただ、メーカーとして最軽量を目指す取り組みも並行して行っていただきたい気持ちはありますね。NECの方も「最軽量を諦めたわけではない」ともおっしゃっていらっしゃいましたので・・・

 

ノートPCをお探しの方は、ぜひ「LAVIE Pro Mobile」を選択肢としてご検討になってみてはいかがでしょうか?

オススメします!