ギミックのネタは尽きない・・・

 

ケータイWatchの記事に、 ASUSから「ZenFone 6」、フリップカメラのフラッグシップ てのがありました。

 

ASUSは、Androidスマートフォンのフラッグシップモデル「ZenFone 6」を発表したそうです。記事によると・・・

 

背面カメラが、ぐるりと前面へ向くフリップ機構を採用している。「DEFY ORDINARY」(普通に抗う、といった意味)という言葉で、その発表を予告してきた「ZenFone 6」。一見すると一般的な形状のスマートフォンながら、フリップ機構という独特の仕組みを採用した。カメラには、ソニーの最新CMOSセンサー「IMX586」を採用。広角13メガピクセルカメラと、明るいところでは48メガピクセル相当になる12メガピクセルカメラというデュアル構成となる。メインカメラがインカメラを兼ねることで、セルフィー撮影(自撮り)する際でも、より高品質な写真を撮影できる。

 

だそうです。近年の各メーカーのフラッグシップモデルは、画面の占有率を上げるためか、ノッチを無くしてインカメラを様々なギミックにより格納するモデルが多くなっています。

 

例えば、OPPOのフラッグシップモデルである、 Find X はカメラをスライド式で出し入れする機構を取り入れていて、インカメラだけでなくアウトカメラも格納する仕組みを取り入れています。

また、VivoX27 は、インカメラのみがスマホ上部からポップアップする仕組みを取り入れています。

 

このように、各社カメラの格納についてはそれぞれの工夫をしているわけですが、今回の「ZenFone 6」については「フリップ機構」を利用することで、アウトカメラをインカメラにも利用してしまうという、今までにない仕組みを取り入れているのが特徴です。

 

仕組み自体はカメラのユニットを裏から表にひっくり返すだけの単純な機構のように思えますが、考えてみればたしかにこれでも十分に使えるわけで、今まで無かったのが不思議なくらいです。

 

恐らく耐久性の面で、問題があったのだと思いますが、今回の「ZenFone 6」は万が一、手から滑って「ZenFone 6」が落下する場合でも、加速度センサーで検知して、速やかにカメラ部が畳まれるという恐るべき機能まで搭載しているそうで、耐久性も問題なさそうです。

 

とにかくそのギミックのおかげで画面の占有率が実に92%という圧倒的な全画面を実現しており、6.4インチという画面の大きさを余すこと無く利用できるようになっています。

 

スペックもクアルコムSnapdragon 855、GPUはAdreno 640、メモリは最大8GB、ストレージは最大256GB(UHF 2.1)とフラッグシップモデルにふさわしいスペックになっていますし、バッテリー容量は5000mAhと大容量ですので、長年に渡って利用できるのも魅力です。

 

ASUSのフラッグシップモデルに相応しいデキになっていると思いますので、スマホのハイエンドモデルをお探しの方は、是非ご検討になってみてはいかがでしょうか?