堅実な作り・・・
PC Watchの記事に、 Dynabook、有線LANやHDMIも搭載し779gの13.3型ノート てのがありました。
Dynabook株式会社は、13.3型モバイルノートPC「dynabook Gシリーズ」を1月24日より順次発売するそうです。記事によると・・・
おもな仕様は、13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢IGZO液晶ディスプレイ、第8世代Core iプロセッサ、DDR4-2400メモリ4GB/8GB、128GB/256GB/512GB NVMe SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載する。バッテリ駆動時間はLANバッテリ搭載モデルで最大約19時間、Sバッテリ搭載モデルで約9.5時間。
本体サイズは約308.8×211.6×17.9mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約779~859g。
だそうです。シャープによる買収を経て、Dynabook株式会社となってからははじめてのモデルとなる本機ですが、dynabookブランド30周年を記念したモデルに相応しい、堅実な作りになっていると思います。
特に重量は最近の国内ベンダーと十分に渡り合える約779~859gとなっていて、「軽さは正義」と思っている中の人にとってはかなりイケてるモデルですよ。
特に内蔵SSDが全てのモデルでNVMe接続になっている点や、シャープとの協業の成果かIGZO液晶を採用している点などは評価したいところです。
あと、非常に地味な点なのですが、LANがそのまま使える端子を未だに残してくれているのも、中の人的には好印象です。NECのLavie Hybrid ZEROはそもそも薄さを追求するあまり、LAN端子自体をなくしてしまっています。富士通のLifebook UHシリーズはLAN端子はあるものの、折りたたみ式になっていて、引き出して使わなければならないものです。使えるだけマシかも知れませんが、折りたたみ式になっていると、いかにも壊れそうなんですよね。
正直、今回の「dynabook Gシリーズ」にしても、LAN端子を無くせば、もっと薄く作れたと思うですが、あえて残してくれたことは大英断だったと思います。このあたりが堅実な「ものづくり」だと思うんですね。Panasonicのレッツノートが未だにLAN端子を残しているのもそうなんですが、やはり必要なときに必要なものが使える状況というのが、重要だと思います。
価格に関しても、14万から20万前後とNECや富士通と同様の価格帯で、十分に戦っていけるものだと思います。
今後はシャープとの協業の成果を活かしたものづくりを更に進めていっていただきたいですね。Dynabook株式会社の今後の製品にも期待しましょう。