確かに軽いが・・・
PC Watchの記事に、 Acer、14型で890gの薄型軽量ノート「Swift 7」 てのがありました。
Acerは、米ラスベガスにて開催される「CES 2019」に先駆け、14型ノートPC「Swift 7 (SF714-52T)」を発表したそうです。記事によると・・・
317.9×191.5mm(幅×奥行き)というサイズの筐体に、ベゼル幅2.57 mmのベゼルレスディスプレイを搭載するのが特徴。画面占有率92%を謳う。筐体はマグネシウムリチウムおよびマグネシウムアルミニウム合金製で、厚さ9.95mm/重量890gという薄型軽量設計ながら、強度も確保。表面処理にはマイクロアーク酸化仕上げを施し、セラミックのような質感となっている。ディスプレイは14型フルHD(1,920×1,080ドット)IPSパネルで、sRGB 100%/NTSC 72%の色域と、300cd/平方mの輝度に対応。カバーガラスにはCorning「Gorilla Glass 6」を採用する。
だそうです。14型ノートPCで890gというのは確かにかなり軽いですよね。
記事にもある通り、本製品には筐体にマグネシウムリチウムおよびマグネシウムアルミニウム合金が利用されているのですが、このマグネシウムリチウム合金に関しては、日本の企業が特許を取得していて、これを最初にPCに採用したのがNECのLAVIE Hybrid ZEROだったんです。
その後、富士通の FMV LIFEBOOK UHシリーズにも採用されてNECと富士通のノートPCの世界最軽量バトルが起こったのは記憶に新しいところです。
今回のAcerの「Swift 7」についても同様のマグネシウムリチウム合金を採用していて、かなり軽いことは事実なのですが、既存のNECのLAVIE Hybrid ZEROが13.3型でもっとも軽いモデルで769g、富士通のFMV LIFEBOOK UHシリーズのもっとも軽いモデルで698gと画面の大きさが13.3型と14型で多少違うとは言え、重量ではやはり日本の2社の製品のほうが圧倒的に軽いのです。
PCに関しては、国内ベンダーもかなり厳しい状況ではありますが、まだまだこういった世界最軽量を競うレベルですと、国内ベンダーにも戦える余地がありそうです。
ちなみに、価格も今回の「Swift 7」と同等かそれ以下の価格ですので、その点でも優位性は揺るがないと思います。
軽いノートPCをご検討中の方は、ご検討になってみてはいかがでしょうか?