まともな対応・・・
GIGAZINEの記事に、 Huaweiによるスパイ疑惑にドイツのセキュリティ当局は懐疑的な見方 てのがありました。
昨日のエントリーで、話題のHUAWEIの件について取り上げましたが、各国がアメリカ様に足並みを揃えるのとは対象的に、ドイツのセキュリティ当局は「スパイの証拠はない」と、Huaweiをモバイルネットワークから排除しようとする動きに警鐘を鳴らしているそうです。記事によると・・・
ドイツ連邦情報セキュリティ局(Bundesamt für Sicherheit in der Informationstechnik:BSI)のアルネ・シェーンボーム局長は「排除するからにはそれなりの証拠が必要です」と語り、慎重な姿勢を見せています。これは、ドイツの3大通信キャリアであるドイツテレコム、ボーダフォン、テレフォニカのいずれでもHuawei製品が人気であることが一因であり、また、Huaweiが2018年11月にソースコードのチェックもできるセーフティラボを開設し、BSIによるチェックが行える体制になっていることもあるようです。
だそうです。昨日のエントリーでも取り上げた「余計なもの」はドイツでは見つからなかったのでしょうか?
なるほど、HUAWEIはドイツ向けに特別に「余計なもの」が付いていない基地局設備を売っているのかもしれませんね。
冗談はさておき、ドイツの言うように「それなりの証拠」があるはずなのに、出てきていないのが中の人的には何より不思議です。実際にはないものでも、アメリカが「あるある」と言えば、追従せざるを得ない国だってたくさんありますよね。何処の国とはいいませんが・・・
記事にもある通り、ドイツでのHUAWEI製のキャリア向け設備が人気だということももちろんあるでしょうけど、証拠のないものを排除は出来ないという、至極真っ当な理由は納得の行くものです。
もしかすると、某国の諜報機関がロシアにもやったように、「余計なもの」を作り出してくるかもしれませんので、「余計なもの」がこれから出てくるかもしれませんねぇ。
流石に言いすぎですか・・・
果たして、この「戦争」はいつ収束するのでしょうかね。ユーザーや民間企業を巻き込んでいるわけですから、トップ同士の政治的決着を急いでいただきたいものです。