4Kより現実的・・・

 

PC Watchの記事に、 JAPANNEXT、HDR対応で3万円を切る27型WQHD液晶 てのがありました。

 

株式会社JAPANNEXTは、27型WQHD液晶ディスプレイ「JN-IPS2775WQHDR」を発売したそうです。記事によると・・・

 

WQHD(2,560×1,440ドット)解像度で75Hz駆動の27型非光沢IPSパネルを搭載。HDR表示に対応し、sRGBカバー率100%の表示を謳う。表示色数は10億7,000万色で、応答速度は4ms、輝度350cd/平方m、コントラスト比1,000:1、視野角は上下/左右とも178度。インターフェイスはHDMI、DisplayPort×2。充電専用のUSBポートも備える。

 

だそうです。最近、お客様から依頼されて4Kモニタの調査を行っていたんですけど、調べてみるとPCのディスプレイとしての4Kモニタはちょっときついんじゃないかと思ったわけです。家庭のリビングなんかでHuluやNetflixなんかの視聴用モニタとして50型前後のものを利用するならもってこいなんですがね。

 

4Kモニタは文字通り、フルHDの4倍の解像度を持っているわけですが、現在フルHDのモニタを利用している場合、単純に画面の大きさも4倍にしないと現在見えている文字が非常に小さく見えてしまうわけです。現在24型のフルHDを利用しているとすれば48型くらいの大きさにしないとだめなんです。48型をPCのモニタとして使うと数十センチの距離ではモニタを見上げる形になってしまい、一覧性がかえって下がってしまい現実的ではありません。

 

もちろんそれ以下の大きさのモニタを選択してスケーリングで調整したり、アプリケーションレベルで文字の大きさを調整すればいいわけですけど、何かと問題が出てくる場合もあります。

 

そういった問題が出にくいのが、WQHD(2,560×1,440ドット)の解像度なんです。フルHDの約1.8倍の解像度になりますから、十分に作業領域の拡大は可能です。27型のWQHD解像度のモニタの場合、20型前後のフルHDディスプレイとほぼ同等の文字の大きさになりますので、4Kモニタのようにスケーリングなどで対応する必要もありません。

 

そういった意味では、4KモニタよりもWQHDのモニタのほうが、何かと現実的なんですね。今回のものは、27型でHDRにまで対応してます。27型のWQHDモニタでHDR対応で、期間限定とはいえ、29,970円で購入できるのはかなりお買い得です。

 

モニタの購入をお考えの方や、モニタの作業領域を増やしたいとお考えの方などは、この機会に現実的なWQHDモニタのご活用をご検討になってみてはいかがでしょうか?