大丈夫?・・・
スラドに、 遅れていたIntelの10nmプロセス採用チップ、Intelが出荷開始のメドが立っていることを明らかに てのがありました。
Intelの10nmプロセスは現時点では歩どまりが悪く、その影響もあってIntelのCPUが品不足になっているという話があったが、この歩どまり問題が解決の方向にあるそうです。「2019年のホリデーシーズン」までには10nmプロセスによる製品を出荷することを計画しているとのこと。
この手の話題に詳しい方にとっては、すでにご承知のとおりなのですが、現在IntelのCPUの品不足が深刻です。第9世代Coreプロセッサがデビューしましたが、アキバのショップに納品されたのが1店舗10個とかの場合もあったようで、正に争奪戦の様相を呈しています。
なんで品不足なのかは、10nmプロセスは現時点では歩どまりが悪いためなんですけど、それが改善されつつあるということらしいんですね。
来年から再来年にかけては、Windows7のサポート期間が2020年1月早々に終了することもあり、ウチのお客様でも現在Windows7をご利用のお客様のリプレイス需要がかなりあるんです。
当然、ウチ以外にも現在Windows7をご利用の企業様すべてがWindows10への移行をお考えなわけで、来年から再来年にかけては、それなりの需要増が見込まれます。
そこへ来て今回の品不足ですから、結構困るんですね。すでに第9世代が出ているわけですから、ウチとしてもできれば第9世代のプロセッサで導入して差し上げたいんです。しかし、ものがない・・・
お客様にも、Intelの品不足の件はすでにお伝えしていて、最悪AMDのRyzenでのご納品も考えていますとの予防線を張る始末・・・ まぁ「最悪」と表現は良くないかもしれませんが、「AMDって何?」というお客様も世の中にはたくさんいるわけで、「インテル入ってる!」を知っているお客様にとって見れば、未知のCPUで納品されるのは・・・と思う方がいても不思議ではありません。
今回の件については、いわば「大本営発表」みたいなものなので、ホントに大丈夫なの?という疑念がつきまとうわけですが、たとえ「大本営発表」だとしても信じて待たなければならないユーザーの気持ちをIntelにもわかっていただきたいものです。
とりあえずは、品不足が一日も早く解消されることを願ってやみません。