サポート期間は一緒なの・・・
PC Watchの記事に、 Microsoft、「Office 2019」を提供開始 てのがありました。
米Microsoftは、“買い切り”型のオフィススイート「Office 2019」の提供を開始したそうです。記事によると・・・
同社はクラウドサービスであるOffice 365を推進しているが、本製品オンプレミスで利用するユーザー向けとなる。WindowsのLong Term Servicing Channelに似ており、クラウドに接続して定期的にアップデートを受けられないユーザー向けとしている。
だそうです。いわゆる今までと同じタイプの買い切り型のOfficeですね。当然バンドル版も出るでしょう。おそらく、今回のバージョンで買い切り型は終了なんじゃないかと思います。
というのも、今回のOffice2019に関しては、通常のサポート期間よりサポート期間が短縮されているんですね。今までのOfficeに関しては、メインストリームサポート5年に延長サポートが5年の計10年間のサポートが約束されてました。
ところが今回のOffice2019に関しては、メインストリームサポートは5年間で同一なのですが、延長サポートに関しては、たった2年間になってしまったんです。つまり通常10年のサポートが7年に大幅に短縮されてるんです。
Office2019の前バージョンであるOffice2016のサポートは通常通り10年間ですので、サポートは2026年まで、今回のOffice2019は通常は2029年までのはずが3年短縮されて2026年まで・・・
そうなんです。つまりOffice2016と同じサポート期間になってしまうんですね。なので、現状Office2016をご利用の方は、新機能などがよほど魅力的でない限り、あえてOffice2019を選ぶ理由があまりありません。
ここからは推測ですが、2026年を持ってマイクロソフトはOfficeの買い切り型を完全に終了して、Office365のみに統一させる算段なんじゃないですかね。Adobeのように完全に販売をクラウド移行させたいのではないかと思います。
これから新たにOfficeを購入する方や、サポート切れOfficeを使っている方などはOffice2019をご購入頂くのも良いかもしれませんが、サポート期間を考えるとこの機会にOffice365に移行するのも良いかもしれません。
ご利用方法にもよると思うので、ご自身のご利用方法をお考えいただいた上で、最適なOfficeをお選びになってくださいね。