欲しくないけど・・・

 

PC Watchの記事に、 キングジム、“うっかり忘れ”を防ぐE-Ink採用電子メモデバイス「カクミル」てのがありました。

 

株式会社キングジムは、電子メモデバイス「カクミル」を発表し、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて、出資の受付を開始したそうです。記事によると・・・

 

製品は4.3型480×800ドットのE-Ink製電子ペーパーディスプレイを搭載したデバイスで、機能としてはメモ、ToDoリスト、カレンダー、時計、電卓の5機能を備える。加速度センサーを内蔵しており、縦置き/平置きに合わせて表示の向きが自動で切り替わる。デスク上に置いて、付属のペンですぐにメモを取れるほか、ToDoリストではアラームを設定し、時間になったら音と画面で通知する機能も備える。これによって“うっかり忘れ”を防ぎ、ビジネスをサポートするとしている。

 

だそうです。詳細は記事に譲りますが、本件の社内提案では全員から反対されてしまったが、説得を続けた結果、クラウドファンディングの機会を得られたそうですよ。

 

あえてこれでメモを取らなければいけない理由が中の人には見つからないのですが、「専用機」というのは昔からそれなりに需要はあるんですよね。同じキングジムさんの「ポメラ」がいい例です。

 

そのポメラを出しているキングジムさんならではの、ガジェットだと思うんですけど、クラウドファンディングでの出資募集ですので、出資が集まらなければ商品化は見送られることとなります。

 

今日現在の「Makuake」での出資状況ですけど、目標金額 10,000,000円に対して、集まっている金額は、2,962,000円と目標の3割弱程度の状況のようです。残りは96日を残してますが果たして・・・

 

ちなみにお値段なんですけど、「Makuake」での現在募集中の早割価格のコースで13,000円(税込)だそうです。正直、この程度の機能の割には結構しますよね。中の人は正直、欲しくないんですけど、ご高齢者の方などスマホやPCがご利用になれない方などには、単機能のほうが使いやすいこともありますので、良いのかもしれないです。

 

ただ、商品の善し悪しは別にして企業内でも、商品化が微妙なものに対して、まずはクラウドファンディングで市場の状況を把握するのは良い使い方かもしれません。今後、中小企業などで積極的にクラウドファンディングの利用が増えて、もっと独創的な商品が開発されるといいですね。