続いていたのね・・・
ITmediaの記事に、 佐川急便装う迷惑メール急増 「不在通知」「1340万円配達します」など、23の事例で注意喚起 てのがありました。
佐川急便を装った迷惑メールが急増しているそうです。同社には、「【不在通知】」「宅配便お届けのお知らせ」などのタイトルの迷惑メールやSMSが報告されており、23もの事例を挙げてユーザーに注意を呼び掛けているとのこと。
詳細は記事に譲りますが、本ブログでも今年の1月に 佐川急便の荷物の不在通知を装ったSMSに充分にご注意ください! とのエントリーでSMSによりフィッシング(スミッシング)への注意喚起をお伝えしました。
実はこのエントリーがここ1ヶ月の程の間に、本ブログの中でもかなりの人気コンテンツになってしまっていて、中の人も「なんでこんな半年以上も前のエントリーが人気なの?」と思ってたんですけど、このところまた増えていたようですね。
迷惑メールに関しては、受信者側の耐性がかなり強くなってきていることや、セキュリティソフトなどによる迷惑メールフォルダへの自動振り分け機能などにより、以前に比べて攻撃者の旨味が減っていることは事実だと思います。
その点SMSの場合、迷惑メールフォルダへの自動振り分けなどはなく、メールのように頻繁に送られてくるものでもないので、受信者側の興味を引きやすいということがあります。
そういった点を一部の攻撃者が認識してしまって、味をしめてしまい、いわゆる「スミッシング」が流行ってきてしまっているという現状があると思います。
記事にもある通り、佐川急便側としては「SMSでの案内は行っていない」とのことですので、SMSで送られてくる佐川急便を装ったメッセージは全てスミッシングであると認識していいと思います。
こういった配送業者を装うフィッシングや迷惑メールは定期的に送られていますので、今後も配送業者を変えて同様の文面が送られてくることも容易に予想できますので、皆様くれぐれもご注意ください。