MSやったな・・・

 

PC Watchの記事に、 10型2in1「Surface Go」、国内は7月12日予約、8月28日発売 てのがありました。

 

日本マイクロソフト株式会社は11日、10型2in1「Surface Go」を7月12日より予約受け付け、8月28日より発売すると発表したそうです。記事によると・・・

 

CPUはPentium Gold 4415Y。このCPUは、Coreプロセッサで言うところの第7世代(Kaby Lake)アーキテクチャで、Core M3-7Y30に近い仕様。具体的には、ベースクロックが1.6GHz(ターボ・ブーストは非対応)、コア数が2、スレッド数が4、TDPが6W、GPUベースクロックが300MHz、最大クロックが850MHzとなる。それぞれの市場向けにメモリ4GB/eMMC 64GB搭載モデルと、メモリ8GB/SSD 128GBモデルを用意。上位モデルの価格差はプラス1万8千円(税別)。

 

だそうです。既に米国で発表になっていましたが、日本での発売もアナウンスされたようですね。米国での発表の際に、最廉価版の価格が399ドルとかなりお安く、日本での発売でも期待があったのですが、蓋を開けてみれば・・・

 

税別価格はWindows 10 Home/Office Home & Business 2016付属の一般向けが64,800円より、Windows 10 Pro搭載でOfficeのない法人向けが52,800円より、教育機関向けが47,800円より。

 

と、399ドルとは程遠い価格・・・

まぁいつものことなんですけど、今回はOffice Home & Business 2016を付属させて無理やり価格を吊り上げるというセコい施策があまり好きになれませんねぇ・・・

 

そもそもMSはOffice365を激推ししているわけで、日本でもかなりユーザーが増えているわけですし、そういった方々のためにもOffice無しのバージョンも設けるべきでは?と思ったりもします。

 

ただ、対価格性能比で見る限り、確かに魅力的であるのは事実です。画面サイズが「10型」というところが絶妙で、最近はこの10型前後を扱うベンダーさんが殆どないんですね。パナのレッツノートくらいです。

 

他のベンダーさんは13.3インチあたりの実用的なサイズで競ってますので、このかなり小さい10型あたりのPCは競争が少なくて狙いめなんですよ。パナのレッツノートはご存知の通り、超高級機ですので今回の「Surface Go」とは価格帯としては全くバッティングしません。ちなみにレッツノートの10型バージョンのLet's note RZ6 CF-RZ6KDFQR で今日現在の価格コムでの最安値が¥177,366と全く話にならない価格ですからね。

 

タイプカバーの安いやつをつけても、10万円で余裕でお釣りが来るので、「10型」前後のモバイルPCを探している方にはドンピシャハマると思います。

 

これはやはりMSだからできたPCだと思いますね。この品質でこの価格は結構イケてると思います。もちろんスペックはたいしたことないんですけど、この画面サイズでこの価格帯で売られているPCが世の中に殆ど無い以上、やはりこれは売れるんじゃないですかね。

 

同じく今日発表になった、7型クラムシェルの「GPD Pocket 2」なんかもありますけど、世の中の認知は多分皆無ですからね。天下のMS様のプロモーションからしたら、中の人も含めたガジェットオタクのみが知ってる、知る人ぞ知るPCですしねぇ。

 

Surfaceの発売のときもそうでしたけど、MSはこういったところはウマいんですよねぇ・・・・

 

とりあえず、競合がいないレンジですので「10型」前後のモバイルPCを探している方は、選択肢の一つとしてご検討になってみてはいかがでしょうか?