なんだかなぁ・・・

 

昨日の本ブログで 「Windows 10 April 2018 Update」 の手動更新の手順をまとめましたが、今回はその目玉機能の「タイムライン」を試してみました。

 

「タイムライン」は、タスク切り替え機能“タスク ビュー”を拡張して、過去の“アクティビティ”や他のデバイスで行っていた“アクティビティ”への切り替えを行う機能です。タスクバーの「タスクビュー」ボタンをクリックすることで利用できます。

 

で、このタイムラインが魅力的なのは、過去のアクティビティが時系列で表示されるところです。「昨日作っておいたファイルがどこ行った?」というような場合でも、このタイムラインを確認することで、すぐにアクセスできるのは便利だと思います。ありがちなのは、Officeファイルですよね。

 

他にも見ていたウェブページもタイムラインの中に残るようですし、音楽や動画などのコンテンツもタイムラインに残るようです。

 

なので、かなり便利なはずなんですが、実際に使ってみるとちょっと厳しいんですよ。

 

中の人は、行ったアクティビティがすべて残ると思ってたんですが、トンデモナイ勘違いでアプリによって残るものとそうでないものがあるようです。

 

前述のMS Office関連のファイルはもちろん問題なくタイムラインに表示されます。PDFも問題なく表示されますので、ビジネス関連のファイルについては問題なさそうです。

 

ただ、ブラウザの履歴に関しては、今の所タイムラインに残るのは、「Microsoft Edge」の履歴のみで、ChromeやFirefoxはもちろんのこと、IE11でさえタイムラインには表示されませんでした。なので、タイムラインにウェブの閲覧履歴を残したいのであれば、ブラウザはEdgeを使う以外にありません。

 

また、音楽や動画などのコンテンツですけど、これも iTunes で音楽を聞いても全くタイムラインには反映されませんでした。じゃぁMSのソフトであれば大丈夫なのかなと思い、WindowsMediaPlayerで再生したり、Grooveミュージックで再生したりしましたが、これもタイムラインに反映されませんでした。

 

動画に関しても、WindowsMediaPlayerで再生してものはタイムラインに反映されなかったんですが、何故か VLC で再生したものはタイムラインに反映されました。

 

このように、どうもタイムラインに対応しているソフトは現時点でかなり少ないようです。

なので、ビジネス用途以外では正直そんなに使える機能とまでは言えないかもしれませんね。

 

もちろん、ビジネスメインでご利用の方には、ファイルを探す上でかなり便利だと思いますので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか?