LowスペックPCにオススメ・・・
窓の杜の記事に、 CPUを占有するプロセスの動作を制限してPCの応答性を改善する「CPUBalance」 てのがありました。
「CPUBalance」は、CPUを占有するプロセスの動作を制限してPCの応答性を改善するタスクトレイ常駐型ソフトだそうです。記事によると・・・
有償のプロセス管理ツール「Process Lasso」v9で利用されている最適化アルゴリズム“Process Balance(ProBalance)”のみを独立させ、無償で利用できるようにしたツール。本ソフトを稼働させておけば、実行中のプロセスの優先順位を動的に調整し、高負荷下でもシステムの応答性を維持することができる。
だそうです。CPUスペックも最上級で、メモリもテンコ盛り状態のPCの場合、CPUの負荷が100%で張り付く状態というのはエンコードなどの特殊用途以外ではあまりないと思いますが、そのような恵まれた環境ではない大多数のPCの場合は、このソフトが役立つ場面も多いかもしれません。
中の人も早速自宅のPCに入れて使ってみました。中の人の自宅のメインPCはAMD FX-8350にメモリ8GB、SSD 512GBで、まぁ最近のPCから比べればミドルクラス以下の至って普通の構成です。
試しに最もCPUリソースを喰うであろうエンコードを試してみました。TSをMP4にエンコする作業をさせて意図的にCPU使用率を100%に張り付けて他の作業をした場合でも、自動的にアクティブな作業にリソースを振り分けているのか、その作業でもたつくようなことがありませんでした。
もちろん記事にもある通り、完全にラグやフリーズを抑えられるというわけではないですが、実際に使用してみると一定の効果はあるようです。
特にオフィスクライアントでCPUやメモリのリソースに余裕が無いような環境の場合だと、更に顕著に本ソフトの有用性を感じることができるのではないかと思いますよ。
普段PCを使っていて、CPUに負荷のかかる作業をさせる機会が多い方や、Lowスペックな環境の方は是非ご利用になってみてはいかがでしょうか?もちろん、「CPUBalance」は無料でご利用頂けますよ。