各メディアの年末年始進行のため、絶賛ネタ切れ中なので個人的なメモを・・・
昨年末に2017年の中の人的に気になったIT関連ニュースベスト3のなかで第3位に 第8世代Intel Coreプロセッサ CoffeeLake 登場 てのを挙げたんですが、世の中的にはi7やi5の6コア化が注目されてますよね。
ただ、中の人的にはなにより Core i3 が4コア化されたことが非常に大きいと思いました。
現在発売されている“Coffee Lake-S”版のCore i3は、Core i3-8350K(LGA1151) 、Core i3-8100(LGA1151)の2機種です。
ここでCPU BenchmarkのPassMarkのCore i3-8100のスコア比較を見てください。
御覧頂いてお分かりの通り、既にIvyBridgeのCore i5 3570Kのスコアを凌駕し、SandyBridgeのCore i7 2600のスコアに迫る勢いです。
もちろんIvyBridgeは2012年 4月デビュー、SandyBridgeについては2011年 1月デビューですので6年から7年前のCPUになりますから、CPUの進化からしたら当たり前だとの声も聞こえてきそうです。ただ、たかが6~7年の間でi3がi7に迫るスコアになっているのもスゴイなと・・・
ちなみにCore i3-8100の価格コムでの現在の最安値は ¥14,214 でした。15,000円以下でこの性能はコスパ良すぎじゃないですかね。
更に上位のCore i3-8350Kのスコアをご覧ください。
ご覧の通り、既にCore i7 3770 (Ivy Bridge)を凌駕し、Core i7 3770K(Ivy Bridge)のスコアに迫る勢いです。それどころか、OCすればその上のCore i7 4790/(Haswell Refresh) のスコアにも手が届きそうです。
これで 「i3」 ですからね。 いい時代になったものです。
ちなみにCore i3-8350Kの価格コムでの現在の最安値は ¥21,972 でした。こちらもコスパ抜群ですね。
このように今回の“Coffee Lake-S”版のCore i3については、とんでもないコスパモンスターぶりを発揮していることがご理解いただけたでしょう。
こうなるとネットとメールとOffice程度の使い方であれば、ホントにi3-8100にSSDの組み合わせでもかなり幸せになれるような気がします。
今までだったら、
「普通に使うのであれば Core i5程度で十分ですよ!」
的なオススメをしてたんですが、既に6コアとなったi5はオフィスクライアントとしては過剰性能かも・・・
ましてやi7なんて・・・
というわけで、今後は特別な用途に用いない限りはオフィスクライアントについては“Coffee Lake-S”版のCore i3を中心にお薦めしていきたいと思います。
皆様も新たなPCのご導入時やリプレイスの際には、“Coffee Lake-S”版のCore i3を選択肢の一つとしてご検討になってみてはいかがでしょうか?