iPhoneだけの問題でも・・・


GIGAZINEの記事に、「iPhoneは早ければ1年後に性能が落ち始める」のをAppleが正式に認める てのがありました。

 

「AppleがiOS更新によってiPhoneの性能を落としている」というベンチマークソフトGeekbenchの公表を受けて、Appleが正式にiPhoneのピーク性能を意図的に落としていることを認めたそうです。これは「最高のユーザー体験を提供するため」だとAppleは述べているとのこと。

記事によると・・・

 

Appleはバッテリーの劣化したiPhoneが予期せぬシャットダウンを起こすのを回避したりバッテリー寿命を延ばしたりする目的で、iOS更新のタイミングで意図的にiPhoneのピーク性能を落としていることが確認されました。iPhone 7におけるピーク性能制限機能導入のタイミングから見て、早ければ約1年後にはピーク性能を制限される端末が出始めるようです。

 

だそうです。まぁAppleの言い分としては・・・

 

「バッテリーのヘタリは避けられないから、ヘタったバッテリーに見合った性能に落としてあげてるわけ!

ユーザーのためなんだからね!我慢してよね!」

 

と言ったところでしょうか?

当然ながらリチウムイオンバッテリーのヘタリの問題に関しては、何もiPhoneだけの問題ではなくリチウムイオンバッテリーを利用している全てのスマホに共通の問題です。

 

リチウムイオンバッテリーに関しては、当然使い方にもよりますが、早くて充電回数が300回程度から劣化を感じるようですし、700回程度充電すると寿命に近くなるとの一般論的なものも出回ってます。

 

最近のスマホはバッテリーがユーザー自身では交換できないようになっているものが多いので、実質バッテリーの寿命が端末の寿命のように販売側が考えているかもしれません。

 

2年縛りがある場合、ちょうどバッテリーの寿命と時期が合致することもあり、ついでに端末のリプレイスもしてもらいたいとの思惑もメーカーやキャリアにあるのではないですかね。

 

Appleは端末が高価なぶん、ユーザーも長く使いたいという思いもあるのでしょうが、バッテリーのヘタリはいかんともしがたいので、その端末を長く使いたいとお思いであれば購入後2年程度でバッテリー交換をされるのが良いかもしれません。

 

ただ、Appleもユーザーに対してもう少し早めに今回のことをきちんと説明しても良かったでしょうね。別に悪いことしてるわけではないですし、バッテリーの劣化は避けられないことは説明すれば理解してもらえるでしょうしね。まぁそこがAppleらしいといえばそうなのですが・・・

 

とりあえずiPhoneをご利用の方は、こういったことがあることだけは覚えておいても良いかもしれませんね。