ご注意ください!
ITmediaの記事に、「楽天銀行」装うメールに注意 警視庁など注意喚起 てのがありました。
楽天銀行を装った不審なメールが出回っているとして、警視庁サイバーセキュリティ対策本部などが注意を呼び掛けているそうです。記事によると・・・
同本部によると、件名は「【重要】不正送金・フィッシング対策ソフト『PhishWallプレミアム』提供開始について」。 日本サイバー犯罪対策センター(JC3)によると、メールには「尊敬するお客さまへ いつ楽天銀行をご利用いただき誠にありがとうございます」(原文ママ、以下同)、「楽天銀行では平成11月29日(水)より、不正送金・フィッシング対策ソフト『PhishWallプレミアム』の提供を開始しました」――などと書かれている。さらに本文に「もっと詳しくの情報はこちら」と書かれたリンクがあり、ウイルスを含むファイルをダウンロードするよう誘導するという。
だそうですよ。ウイルスメールの分際で実在のフィッシング対策ソフトの名を騙るなど不届き千万。『PhishWallプレミアム』は、株式会社セキュアブレインさんの金融機関向け不正送金・フィッシング対策ソリューションで、実際に大手金融機関などで数多く採用されてます。
今回、楽天銀行が新たに『PhishWallプレミアム』の導入をしたかのような文面で、ややもすると「じゃぁ入れてみるか」みたいに思ってしまうユーザーがいても不思議ではありません。
こういった実在するセキュリティソフトを騙って、ダウンロードを促すパターンは珍しいんじゃないかと思います。
今回は楽天銀行を騙ってウイルスメールを送ってきているようですが、今後金融機関名を変えて同様の内容でウイルスメールを送ってくることは十分に考えられます。
年末に向けて、この手のウイルスメールやフィッシングメールは益々活発化することが予想されますので、皆様くれぐれもご注意くださいね。