パスワードに替わるもの・・・
PC Watchの記事に、 Windows Helloが生体認証機能つき指輪「Token」に対応 てのがありました。
米Microsoftは、Windows 10に標準搭載されている生体認証機能「Windows Hello」を、生体認証対応の指輪「Token」に対応させると発表したそうです。記事によると・・・
Tokenは、指にはめるときに指紋認証をし、その情報を保持しておくことで、装着中はさまざまな生体認証を利用するサービスやデバイスにすぐにアクセスできるようにした指輪。光学センサーにより、指から外されたことを感知し、生体認証情報をロックする。生体認証はBluetoothまたはNFCを通じてデバイスへ送ることができる。
だそうです。以前より本ブログでは「IDとパスワード」に替わるものをお伝えしてきましたが、今回の生体認証機能つき指輪「Token」はかなりイケそうです。
「IDとパスワード」に替わるものとして最も一般的なものは生体認証になるわけですが、いちいち全てのデバイスで生体認証をしているのもかなりめんどくさいですよね。生体認証は一日一度で済ませられればかなり楽だと思うんです。
この「Token」は指にはめるときに指紋認証すれば、あとは対応デバイスでBluetoothまたはNFC経由で勝手に認証してくれるので全く手間入らずです。この仕組であれば、スマホやPCのログインだけでなく、ウェブサービスのログインはもちろんのこと、車や家庭の鍵までロック解除できる様になります。
更にはNFCで電子決済や公共交通機関の乗車カードのような機能も付けられるそうなので、指輪だけで改札を通過することも可能です。
こうした一つのデバイスですべての認証が可能になるのが理想ですよね。Tokenは現在米国で249ドルで予約販売されており、出荷は2017年12月を予定しているそうですが、是非日本での展開にも期待したいところです。