ご確認を・・・

 

GIGAZINEの記事に、 IntelのSkylake&Kaby Lake世代のCPUにはハイパースレッディング有効でデータ欠損やプログラムエラーにつながる重大なバグがあると判明 てのがありました。

 

Intelの第6世代Coreプロセッサー「Skylake」シリーズと第7世代Coreプロセッサー「Kaby Lake」シリーズのCPUに、ハイパースレッディング(以下HT)機能を使用するとシステムに予測不能なエラーを生じデータの破損や損失を起こす可能性を持つマイクロコードのバグがあると指摘されたそうです。記事によると・・・

 

このSkylake世代とKaby Lake世代のCPUのマイクロコードに含まれるバグは、ハイパースレッディングが有効な場合にレジスタでショートループが発生しシステムやアプリケーションが誤った挙動をしたり、データが破損、欠損したりするという深刻な内容だとのこと。さらに、この欠陥はDebianなどのLinuxだけにとどまらずWindowsやmacOSなどのあらゆるOSに影響を与えるものだとのこと。バグ報告があったDebianプロジェクトによると潜在的に影響を受けるユーザーを特定するのは困難であり、すべてのSkylake世代とKaby Lake世代のCPUユーザーに対策が必要だと指摘しています。

 

だそうです。Skylake世代とKaby Lake世代は正に現役バリバリのCPUであり、Core i7 7700Kなどは現在でも価格コム売れ筋No.1CPUとなっていて影響が懸念されます。ウチでもハイエンドを望むお客様向けに既にSkylake世代などは多数納入させていただいている関係上、対策をせざるを得ないと思われます。

ただ、お客様に・・・

 

「お忙しいところすいませんがご利用中のCPUのHTをOFFって頂けますか?」

 

だけで済むわけもなく、対応するにしてもそれなりの時間がかかりそうです。マイクロコードアップデートが提供されるまでの間は対応に時間を取られることになりますね。

 

記事にもある通り、今回の問題はHTに関するものであり、Skylake世代とKaby Lake世代でもCore i5などの4コア4スレのようなHT未対応のCPUに関しては問題ないのでそこら辺はお間違いの無いように。

 

「Skylake」及び「Kaby Lake」をご利用の方は、念のためBIOSからHTの設定をご確認いただくことをお薦めします。