復活なるか?・・・
ケータイWatchの記事に、 HTC、握って世界を切り開く新スマホ「HTC U11」を発表 てのがありました。
HTCは、台湾の同社本社において発表会を開催し、Androidスマートフォンの最新モデル「HTC U11」を発表したそうです。記事によると・・・
HTCが今回こだわったのは、「握る」(Squeeze)という操作。握手をする、何かを握るといった、人間にとって自然な操作方法により、ハードウェアキーがほとんど無いスマートフォンでも、画面を見ずにさまざまな機能を起動して利用できるようにすることを目指した。
端末側面に搭載された感圧センサーにより、端末を握るという操作を通じてカメラを起動・撮影したり、「OK Google」と言わずに音声アシスタント機能を呼び出したりできる。短く握る・長く握るのそれぞれにユーザーが任意の機能やアプリを割り当てることも可能だ。
だそうですよ。正直、今までのHTCの端末は「良くもないけど悪くもない」という特徴のない端末の印象で勢いのあるASUSやHUAWEIに対抗するには厳しい感じでした。
今回のフラッグシップモデルである「HTC U11」は、前述のようにグリップセンサーを用いることで、様々な機能を握るだけで操作できるという端末で今までのHTCの端末にはない特徴を打ち出してきました。
フラッグシップモデルだけあって、その他のスペックも申し分なく、ヘビーユーザーにも満足行くものだと思いますが、唯一気になるのは、iPhoneと同様にイヤホンマイク端子を廃してType-C端子に装着しなければならないところ。時代の流れかもしれませんが、iPhoneの時と同様賛否ありそうですね。iPhoneと違って、Type-C端子に接続できるtハイレゾイヤホン「HTC USonic」がパッケージに同梱されるとのことなので、その点はかなり評価されそうですけど・・・
中の人も過去にHTCの端末の2台ほど使っていたことがあり、愛着のあるベンダーですので頑張っていただきたいのですが、今年2月発表の2016年第4四半期決算で1億ドル(約112億円)の純損失を計上して、7期連続の赤字となるなど業績は思わしくありません。
果たしてこの「HTC U11」で反転攻勢となるかどうか、今後の展開に期待したいところです。