MVNO淘汰の時代・・・
ケータイWatchの記事に、 「ぷららモバイルLTE」、11月30日でサービス終了 てのがありました。
NTTぷららは、同社が提供しているMVNOサービス「ぷららモバイルLTE」を2017年11月30日をもって終了することを明らかにしたそうです。
国内のMVNOは既に500社を超えているそうで、今回の「ぷららモバイルLTE」のサービス終了はMVNO淘汰の時代の到来を予感させるものですね。ドコモ系のMVNOは価格競争は既に限界を迎えていますし、サービスについてもほぼ各社横並びになりつつあります。
そういった中で「ぷららモバイルLTE」は、定額無制限プランを打ち出すなど特徴を出していたMVNOではありました。ただ、その定額無制限プランの評判がすこぶるよろしくなく、ネット上の評判を見ても悪い論調のものが多かったようです。
その評判が直接今回のサービス終了に繋がったかどうかはわかりませんが、少なくとも事業としてガッツリ儲かっているならばサービスを終了する必要はないわけで、やはり厳しかったんだろうと思わざるを得ません。
料金もサービスも横並びですと特徴を出すのが難しくなりますし、あえてその中で価格競争を挑むとなれば体力勝負にならざる得なくなります。そういった中では、ユーザーの評判もやはりかなり重要になってくるかと思いますので、MVNO各社には積極的にユーザーとの対話の場を持つなど、既存顧客の声を吸い上げる努力をするなりの姿勢が重要かもしれませんね。
今後もサービス終了を告知するMVNOが増えてくるかもしれませんが、ユーザーとしてはそういったMVNOと契約してしまうと手間もかかると思いますので、契約時からしっかりとしたMVNO選びをしたいものです。