安いには「ワケ」があります・・・
Yahooニュースに 「格安スマホ」相談件数 前年度比2.8倍 てのがありました。
いわゆる「格安スマホ」に関する相談が増えているとして、国民生活センターが注意を呼びかけたそうです。記事によると・・・
「格安スマホ」は、MVNOと呼ばれる事業者が大手キャリアから回線を借りて提供しているもので、利用料金が安いのが特徴だが、昨年度、国民生活センターに寄せられた相談は1045件と、前年度の2.8倍に急増している。特に、「問い合わせ先が電話窓口しかなく、つながりにくい」「修理期間中に代替機の貸し出しサービスがない」などの相談が多いという。
だそうですよ。上記記事にはMVNOとして全て「一緒くた」にされちゃってますが、「格安スマホ」にも大きく分けて2つあります。
一つは「純粋なMVNO」、もう一つは「キャリアのサブブランド」です。この2つをまとめて「格安スマホ」と言ってるのでわかりにくいですね。
で、主に問題になっているのは「純粋なMVNO」だと思います。純粋なMVNOは記事にある通り、問い合わせ先が電話しか無かったり、代替機の貸し出しサービスがないことがあります。
正直なところ、中の人としてはあまりこの手の知識が少ない方には「純粋なMVNO」はお薦めしたくありません。なのでいわゆる「格安SIM」をご利用になりたいのであれば、「ワイモバイル」か「UQモバイル」のどちらかをお薦めします。
この2社は「ワイモバイル」はソフトバンクのサブブランド、「UQモバイル」はauのサブブランドですので、店舗網もしっかりしてますし、代替機も出たりすることもあります。それでいて「純粋なMVNO」よりチョットだけお高いくらいですし、「通信」の品質もMVNOに比べると圧倒的に安定しています。「通話」が多い方にはむしろMVNOよりオススメです。
「純粋なMVNO」は以前に比べると、端末保証サービスや等のサービスがかなり充実してきていますが、それでもキャリアのサービスに比べればまだまだですし、そもそも料金が安いので、そこまでのサービスを求めるのは酷かもしれません。
「純粋なMVNO」が安いのは、店舗を持たずにサービスを簡略化して、言い方は悪いですがキャリアから借りた回線にユーザーを詰め込んでいるからです。
安いのには必ずワケがありますから、格安SIMに乗り換えたいとお考えの方はその辺をよくお考えになった上でご利用をご検討くださいね。