世界最軽量を争う・・・
PC Watchの記事に、 富士通、世界最軽量777gを実現した13.3型モバイルノート てのがありました。
富士通株式会社は、FMVブランドより、13.3型で世界最軽量の777gを謳うモバイルノートPC「LIFEBOOK UH」シリーズを発表したそうです。
詳細は記事に譲りますが、13.3型で世界最軽量の777gを実現した裏には筐体に採用されている「マグネシウリチウム合金」の存在が大きいと思います。
もともとこの「マグネシウリチウム合金」は2012年に発売されたNECのLavie Zで世界で初めて採用されたもので、その当時でLavie Zは13.3型のクラムシェルで875gを達成して世界最軽量を謳っていました。現行のLAVIE Hybrid ZEROは最も軽いモデルで約779gですので、2gだけ富士通の今回のモデルのほうが軽いことになります。
その当時のLavie Zの開発の様子は、 世界初! 超軽量マグネシウムリチウム合金の採用
開発・採用までのストーリー のページに有るので宜しければご覧ください。その中で「他社がすぐにキャッチアップすることは難しいです。」との行があるのですが、初代Lavie Zの発売からすでに5年を経過しようとしてますので、さすがに他社にもキャッチアップされたと言ったところでしょうか。
ただ、当のNECも 世界最軽量を抜かれたNEC PC、さらに軽い13.3型2in1を今春投入 との記事にあるように再び世界最軽量を目指すべく13.3型2in1を今春投入するらしいのでこちらも楽しみです。
「世界最小」とか「世界最軽量」とかは、日本のお家芸みたいなところがありましたのでこういった企業間の競争がもっと活発になって日本のPCの灯を灯し続けていただきたいですね。
今後の展開に期待です。