9月にMSがWindowsLiveメールを含む、「Windows Essentials 2012」のサポートを2017年1月10日に終了することをアナウンスして、それにともなって、 WindowsLiveメールのサポート終了に伴うメーラー移行の悩ましさ・・・ とのエントリーを上げたのですが、それ以来、やはりWindowsLiveメールからの移行に悩まれている方が多いのか、本ブログの中でもかなりの人気コンテンツになってるようです。
既にWindowsLiveメールのサポート終了まで1ヶ月を切っているわけですが、日を追うごとに上記のエントリーへのアクセスも高まっているようなので、中の人の個人的なオススメ移行先を書いておこうと思います。
基本的なスタンスとしては、中の人がかなり以前からGmailを利用していることもあって、一番のオススメ移行先はGmailです。
Webメールに慣れないという方もいると思うのですが、今回のようにアプリのサポートが切れたり、PCを新たなものに移行する際の手間などを考えるとウェブメールの利便性が際立ってきます。今回のWindowsLiveメールのサポート終了に際してMSが・・・
POPメールの受信については、ウェブメール「Outlook.com」へ転送することで利用が可能
と言っているように当のMSがウェブメールへの移行を薦めていますので、時代の流れだと思うんですね。「Outlook.com」とGmailのデキを比べてしまうと、やはりGmailの方に一日の長があると思います。ですので、第一の移行のオススメ先はGmailです。
しかし、やはりどうしても従来のメールクライアントが利用したいという方もいらっしゃるでしょう。そういった場合、以前のエントリーでは Thunderbird (無料)への移行をオススメしていたわけですが、その後、個人的にいろんなメールクライアントへの移行を試してみた結果、どうもThunderbirdより、 Sylpheed のほうがWindowsLiveメールからの移行の後には使いやすいのではないかと思いました。
ThunderbirdはUIがWindowsLiveメールと多少異なっていたり(タブとかね)、メールデータの移行の際に、うまく移行できない場合があったりしたんです。その点、Sylpheedの場合、非常にオーソドックスな昔ながらのメーラーの風情を残していますし、UIもWindowsLiveメールに近いものになってます。メールデータの移行に関しても、eml形式のデータをフォルダごとに移行可能なので、多少手間ですが確実に移行できると思います。
そういった点からも個人的には従来のメールクライアントの移行先としては、Sylpheedをオススメしたいと思います。
既にサポート終了まで1ヶ月を切っていますので、お早めに移行のテストなどをした上で、サポート終了に備えていただきますようお願い申し上げます。