需要はあるだろうが・・・

 

ケータイWatchの記事に、 イオンモバイル、月額1500円の「050かけ放題」 てのがありました。

 

イオンリテールは、MVNO型の携帯電話サービス「イオンモバイル」の新たなオプションとして、月額1500円(税抜)で、IP電話による通話定額サービス「050かけ放題サービス」を7月26日より提供するそうです。

 

詳細は記事に譲りますが、IP電話による無制限のカケホーダイプランみたいですね。MVNOでも最近カケホウダイのプランを用意するところが増えてますが、大別して次の2通りがあるようですよ。

 

・ IP電話による相手先、時間無制限のプラン

・ 回線交換方式による時間・回数制限あり(5分以内の通話が無制限等)のプラン

 

MVNOでのIP電話によるカケホウダイプランは他にNiftyの「Nifmoでんわ」なんかがあります。

 

今回のイオンモバイルのカケホウダイプランも前者のIP電話によるものなんですね。記事にもある通り、NTTコミュニケーションズ運営の「050Plus」を利用してるようです。

 

で、このモバイルでのIP電話サービスなんですが、あまり評判がよろしくありません。「050Plus」のGooglePlayのレビューを見ると散々な評判です。レビューの中で目立つのは、「音質の悪さ」「遅延」が多いようです。同様に前述のNifmo電話のGooglePlayでのレビューも実は同様に評判が悪いんですよ。

 

固定回線同士でのIP電話(Skypeとか)での通話などは、安定していて通常の利用にもある程度は使えると思うんですが、モバイル回線での利用となると、場所や時間帯によって著しく通信環境が変化しますので、正直安定しているとは言いがたい面があると思います。

 

もちろん今回のイオンモバイルさんのカケホウダイプランでそんなことはないとは思いますが、提供元の「050Plus」の評判を見ると大事なお客様との会話ではあまり積極的に使いたいとは思えないですね。

 

中の人の個人的な意見としては、現状では通話時間に制限があるとしても、回線交換方式によるカケホウダイプランの方が安心して使えると思います。MVNOでカケホウダイプランをご検討中の方は、そのへんもよくお調べになって上でご契約されることをお薦めします。

 

あ、それと今日、MVNOの「IIJmio」にMNPで端末とともに申し込みをかけました。数日後には出荷になるようなので、来週早々にはレビューしたいと思います。