後1ヶ月ちょっと・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 「Windows 7なら安心」は危険な考え? FFRIがセキュリティリスク報告書を公開 てのがありました。

 

株式会社FFRIは10日、Windows 10の導入によるセキュリティリスク抑制効果に関するホワイトペーパーを公表したそうです。クライアントOSとして根強い人気を誇るWindows 7との比較を軸に、古いOSを使い続けることの危険性を説明しているとのこと。

 

詳細は記事に譲りますが、中の人も基本的にはWindows10へのアップグレードをオススメしています。記事にもある通り、既に発売から7年近く経過しているWindows7は現行のWindows10と比べれば、セキュリティ的に脆弱であるのは否めません。

 

分かりやすく「家」に例えて説明してみますと、今から100年前の茅葺屋根の家と現在の最新工法を用いて建てた家では、同じ「家」ですが基本設計も建材も違いますよね。

 

茅葺屋根の家でも応急的に窓をサッシにしたり、玄関扉を替えたりと部分的に補修は出来るかもしれませんが、基本設計が古いためにそれ以上の気密対策耐震対策などには限界があります。

 

OSも同じで古いOSは応急的にMSの月例パッチでサッシにしたり、玄関扉を替えたりしてますが、家(OS)の基本設計は変わらないわけです。

 

ですから、ご利用中の業務アプリケーションや、接続デバイスの互換性の問題でどうしてもWindows7や8でないと業務に支障が出るという場合以外は、基本的にアップグレードをオススメしてるんですね。

 

もちろんWindows7もWindows8.xもまだサポート期間は残ってますので、サポート終了まではMSが責任持ってパッチの提供は続けますが、あえてセキュリティリスクの高いOSを利用し続けるリスクもお考えいただき、最終的にWindows10へのアップグレードの可否をご検討いただけましたら幸いです。

 

最終的に決めるのはあくまでユーザー様であることは間違いありません。