どうなの?

PC Watchに バッファロー、「干渉波自動回避機能」に対応する無線LANルーター てのがありました。

株式会社バッファローは、「干渉波自動回避機能」を備えたIEEE 802.11ac対応無線LANルーター「WXR-1900DHP2」を12月下旬に発売するそうです。
記事によると・・・

大型の可動式高感度アンテナを3本備えた無線LANルーター。2016年1月に配信予定のファームウェアで、電子レンジなどのWi-Fi以外の機器から発生する干渉ノイズを自動検知し、それを回避する「干渉波自動回避機能」を搭載。また、通信の混雑を回避するため、5GHz帯または2.4GHz帯のどちらか混雑していない方へ自動で接続を切り替える「バンドステアリング」機能も備える。

だそうですよ。すごい機能みたいですよぉぉぉおお!
という冗談はともかく・・・

中の人も仕事柄、いろんな無線LAN環境を拝見しますし、速度低下に関するご相談も受けますが、果たしてWi-Fi以外の機器(ここでいう電子レンジですか)による電波干渉がどの程度あるのかという点についてはかなりアレですよ。

むしろ都心では以前からブログでも申し上げている通り、2.4GHz帯の飽和による限界のほうが原因として多いと思うんですがね。都内で電波拾っているともう2.4GHz帯を拾わないのは皆無と言っていいくらいの飽和状態です。都心のどこへ行っても最低でも5~6くらいは平気で拾うのが普通です。

「バンドステアリング」機能もあるようですけど、この機能よりもいっそのこと全てを5GHz帯(11ac)に移行したほうが、実質的な効果は確実にあると思います。以前に比べれば11ac対応ルーターや子機も非常に安くなってきてますしね。

無線LAN環境を見直したい、若しくは新たに構築したいという場合には是非参考になさってみてくださいね。