こうも違うかねぇ・・・

RBB TODAYの記事に、 安倍首相の料金引き下げ提言、ドコモ加藤社長「難しい問題」 てのがありました。

「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」の発売イベントでドコモとauの社長がそれぞれ会見を行ったようですが、ドコモの社長曰く・・・

--- 安倍総理が携帯電話の利用料金引き下げを総務省に対して、検討するよう呼びかけたことについてどう受け止めているか。

加藤氏:私が海外へ出張している間の出来事だったので、驚いている。難しい問題であり、まだ首相がどういう趣旨のもと発言された言葉かわからないのでコメントしづらいが、当社が過去10年間のあいだに取り組んできたことをご理解いただければ、現在の利用料金については納得いただけると思っている。時代はフィーチャーフォンからスマホに代わり、携帯電話でいろいろなことができるようになっている。一方で、発表した新料金プランはお客様にとって使いやすくなっているはず。これらの取り組みをご理解いただいたうえで、さらに工夫が必要であるということなのであれば対策を考えるが、兎にも角にもお客様のためを考えて取り組みながら、我々も意見を申し上げていくつもりだ。

との答えで、首相の値下げ圧力に対して

「(゚Д゚)ハァ? ナニ勝手なこと言ってんの」

的な返しをしたのに対して、auの社長曰く・・・

--- 安倍総理の通信キャリアへの提言(料金引き下げ)についてどう考えるか?

田中社長:ちょうど“スーパー”キャンペーンと重なった。我々も、もう少し料金が下がったほうがよいと感じていた。私自身は競争論者で、業界の寡占状態は好ましくないと考えている。(料金体系を)シンプルにするよりも、多様なプランがあって、ユーザーの使い方にマッチしたものを用意する方向が良いと思う。

との答えだったそうですよ。

同じキャリアの社長ですが、かなり受け止め方が違うものですねぇ。昨今の業績を見る限り、この受け止め方の違いが業績に現れているような気がしますね。
今後の両社の動きを注視したいと思います。