対応LTEバンドの確認を・・・
ケータイWatchの記事に、 中国のStar Digital、「ONE-FIVE」ブランドのSIMフリースマホを10月発売 てのがありました。
中国深センに本社を構えるStar Digital(スターデジタル)は、オリジナルブランド「ONE-FIVE(ワンファイブ)」のSIMロックフリースマートフォン3機種を日本国内において、10月1日より発売するそうです。機種は、1万9800円(店頭想定価格、以下同)の「C1」、3万4800円の「F1」、3万9800円の「F1L」の3機種とのこと。
詳細は記事に譲りますが、スペックの割にはかなり安いのではないでしょうか。ただ、たしかに安いのですが、ココで確認しておいたほうが良い項目があります。記事のスペック表にあるLTEバンドの対応です。
今回のスターデジタルさんの端末はSIMロックフリーということで、当然今日本で盛り上がりつつあるMVNOのSIMを活かすための端末という位置づけでしょう。
御存知の通り、日本でのMVNOはその殆どがドコモ回線ということもあり、ドコモのLTEバンドに対応している必要があります。ちなみにドコモの対応LTEバンドは以下のようになってます。
ケータイWatchの記事に、 中国のStar Digital、「ONE-FIVE」ブランドのSIMフリースマホを10月発売 てのがありました。
中国深センに本社を構えるStar Digital(スターデジタル)は、オリジナルブランド「ONE-FIVE(ワンファイブ)」のSIMロックフリースマートフォン3機種を日本国内において、10月1日より発売するそうです。機種は、1万9800円(店頭想定価格、以下同)の「C1」、3万4800円の「F1」、3万9800円の「F1L」の3機種とのこと。
詳細は記事に譲りますが、スペックの割にはかなり安いのではないでしょうか。ただ、たしかに安いのですが、ココで確認しておいたほうが良い項目があります。記事のスペック表にあるLTEバンドの対応です。
今回のスターデジタルさんの端末はSIMロックフリーということで、当然今日本で盛り上がりつつあるMVNOのSIMを活かすための端末という位置づけでしょう。
御存知の通り、日本でのMVNOはその殆どがドコモ回線ということもあり、ドコモのLTEバンドに対応している必要があります。ちなみにドコモの対応LTEバンドは以下のようになってます。
Band1 (2GHz帯 or 2.1GHz帯) / 下り最大速度 75Mbps
Band3 (1.7GHz帯 or 1.8GHz帯) / 下り最大速度 150Mbps
Band19 (800MHz帯) / 下り最大速度 75Mbps
Band21 (1.5GHz帯) / 下り最大速度 112.5Mbps
この4つのバンドのドコモでの主な展開方法が、バンド1が主な人口密度の高い地域、バンド3が東名阪での利用、バンド19が俗にいうプラチナバンドで人口密度の低い地域をカバーという感じで展開してます。
翻って、今回のスターデジタルさんの端末の対応バンドは、記事記載のスペックによると、1/3/7/8 となってます。
この機種をドコモ回線のMVNOで利用する場合、対応するLTEバンドは1/3のみということになります。上記で述べたとおり、ドコモではバンド3は東名阪での利用ですので、それ以外の地域にお住まいの方の場合、実質バンド1のみの対応ということになります。
東名阪でご利用になる場合には、まだいいと思いますが、それ以外の地域でご利用になる場合、LTEが掴みにくい環境になる可能性も考えられます。
ちなみに各MVNOでセット端末としてよく見かける、ASUSのZenfone2の対応LTEバンドは、1/2/3/4/5/6/8/9/18/19/28 となっており、国内のキャリアの対応バンドをほぼ網羅した形になってるんですね。
ベンダーによって、グローバル端末をそのまま持ってくる場合もあれば、地域によってLTE対応バンドなどをローカライズして持ってくる場合もありますので、SIMロックフリー端末を選ぶ場合には、LTEの対応バンドもスペック表で確認した上でお買い上げになるのが懸命かもしれません。
この4つのバンドのドコモでの主な展開方法が、バンド1が主な人口密度の高い地域、バンド3が東名阪での利用、バンド19が俗にいうプラチナバンドで人口密度の低い地域をカバーという感じで展開してます。
翻って、今回のスターデジタルさんの端末の対応バンドは、記事記載のスペックによると、1/3/7/8 となってます。
この機種をドコモ回線のMVNOで利用する場合、対応するLTEバンドは1/3のみということになります。上記で述べたとおり、ドコモではバンド3は東名阪での利用ですので、それ以外の地域にお住まいの方の場合、実質バンド1のみの対応ということになります。
東名阪でご利用になる場合には、まだいいと思いますが、それ以外の地域でご利用になる場合、LTEが掴みにくい環境になる可能性も考えられます。
ちなみに各MVNOでセット端末としてよく見かける、ASUSのZenfone2の対応LTEバンドは、1/2/3/4/5/6/8/9/18/19/28 となっており、国内のキャリアの対応バンドをほぼ網羅した形になってるんですね。
ベンダーによって、グローバル端末をそのまま持ってくる場合もあれば、地域によってLTE対応バンドなどをローカライズして持ってくる場合もありますので、SIMロックフリー端末を選ぶ場合には、LTEの対応バンドもスペック表で確認した上でお買い上げになるのが懸命かもしれません。