まぁ選択肢が増えるのはアレだが・・・

ケータイWatchの記事に、 ソフトバンクがMVNO事業を推進する子会社 てのがありました。

ソフトバンクモバイルは、100%出資の子会社「SBパートナーズ株式会社」をMVNO事業を行う会社とし、SBパートナーズとパートナー企業を通じて、MVNO事業を推進していくと発表したそうです。

ようはKDDIのMVNEKDDIバリューイネイブラーあるのと同じように禿版MVNE「SBパートナーズ株式会社」ということですね。
KDDIバリューイネイブラーが自らもMVNOとして機能しているのとは対照的に、「SBパートナーズ株式会社」は純粋にMVNEのみでMVNOをやることはないようです。

しかし、ドコモに引きづられてMVNEを作ったとしてもねぇ。
まずはこちらをドゾ。

docomo 945,059円
au 1,166,191円
SoftBank 1,352,562円

これは現在のMVNOがキャリアに支払う10Mbpsあたりの月額接続料です。当然ながらMVNOを行うのであれば10Mbpsぽっちで足りるわけもなく、シェアNo.1のOCNなどはギガ単位で借り受けてるとか・・・

で、ご覧のようにドコモが圧倒的に安いわけです。この状況であえて庭や禿でMVNOを行うのは、庭や禿の縛りの終わった方の受け皿として以外に旨味はありません。
現在のMVNOが圧倒的にドコモ回線が多いのにはこういう理由があります。

もちろん、mineoのように現在の主流のMVNOと同程度の価格で勝負してくるかもしれませんが、果たしてどうですかねぇ?

積極的に禿回線を使いたいと思う方どれだけいるか。ましてや現在MVNOを利用している方は、結構ネットワークについて勉強されている方、詳しい方が多いと思いますし・・・

まぁユーザーとして選択肢が増えて競争が促進されることはいいことだと思いますので、素直に歓迎したいとは思います。さらなる競争で価格やクオリティが上がることを期待したいところです。